静岡のサッカーを今の時代に。

静岡という土地に本拠地を置く、
清水エスパルスにとって、
1990年代の最大のアドバンテージは、
他の地域より能力の高い選手が、
次々と地元で育っていたことだった。

地元の高校との確執とかで、
獲得しやすかったとは言い難かったけど、
それでも他のクラブよりも
能力のある選手を獲りやすいクラブだった。

しかも、地元選手を獲得すれば、
応援する気持ちが高まるわけで、
人気・実力ともに期待できる選手が多かった。

今、全国的にサッカー熱が高まり、
静岡だけじゃなくて、いろんな地域から、
多くの優れた才能が生まれている。

能力の高い選手が多いっていう
アドバンテージは、薄れてきている。

じゃあ今、静岡にとっての
最大のアドバンテージは何なのか。

それは、優れた指導者の多さだと思う。

それも10年もすれば、
アドバンテージじゃなくなってるんだろうけど、
「サッカー王国」として君臨してきた時代の蓄えで、
まだ、静岡出身の指導者は多い。

清水の監督に就任した大榎監督も、
そのひとりになってほしいと思う。

静岡感のある面白いサッカーを、
監督として、見せてほしいと思う。

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