6回目のハーフマラソンで得た大きなもの

第34回江東シーサイドマラソン大会の、
ハーフマラソンの部に出場!


8時15分、夢の島競技場に到着。


こういったスタジアム


スタート地点へ並ぶため下りて…


とりあえずピッチ上に足を踏み入れたりしつつ


スタート位置に並ぶ


レトロな電光掲示板


なんとも言えないキャラクターが告げる2分前


ざっくり1分前


精一杯の立体感で告げられたスタート

これまでハーフマラソンは、
新宿シティハーフマラソンのみ5回出場。

毎年1月の新宿シティハーフ以外を走ったのは初めてで、
冬を迎える前にハーフに出たのも初めてだった。

これまで出場した大会では…

【2010年1月】
1時間52分04秒(ネットタイム:1時間49分34秒)

【2011年1月】
1時間47分43秒(ネットタイム:1時間45分48秒)

【2012年1月】
1時間44分34秒(ネットタイム:1時間42分24秒)

【2013年1月】
1時間39分18秒(ネットタイム:1時間38分03秒)

【2014年1月】
1時間38分39秒(ネットタイム:1時間37分06秒)

そして今回…

【2014年11月】
1時間39分53秒(ネットタイム:1時間39分05秒)

なんとか1時間40分切り!

ホントは記録更新を狙いたかったけど、
練習不足と、コンディション調整失敗で、
走る前に現実的とは思えなくて。

最初から目標を1時間40分切りにして、
GPS時計でペースを見ながら走って達成した。

ここのところ仕事の忙しさで睡眠が足りず、
練習で負荷をかけた筋肉の疲れが
とれないまま迎えた当日だった。

それにもともと練習では、
1時間40分を切れそうなペースで
走りこめていなかった。

で、当日も朝まで仕事をしてて、
30分しか寝られず、気温も高めで、
1時間40分切りはムリでしょ、と思った。

スタート5分前までは、
完全に弱気になっていた。

でも、スタート地点に立って変わった。
理由なく、急に強気になった。

力を出し切れないことが大嫌いだからか、
テンションが上がってきたからか、
走れるんじゃないかっていう気持ちになり。
頭の痛みも、疲れもスーッと引いて。

で、最初から飛ばしたら、
最後、自分のハーフマラソン史上最大の
ヘロヘロになりながらも、
1時間40分を切ることができた。

1時間40分切りがダメでも仕方ないよねと、
走る前から言い訳をしてた自分が、
戦ったことで、結果を得られた。

戦う道も、逃げ道も、
どっちも同じ道を走るわけだから、
逃げようがなかっただけかもしれない。

でも、勝てた。
結果として、勝てた。

今回のハーフマラソンは、
これまでで一番苦しかった。

それは大会で走ってるときだけじゃない。
大会までの日々も、仕事が詰まりすぎてて、
走るには寝る時間を削るしかなくて、
体力的にも、気持ち的にも苦しかった。

だからこそ、フィニッシュ地点で
時計の表示が「1:39:53」だったとき、
その苦しさの分だけ、うれしかった。

やったー!とかいう元気はなくて、
力が抜けるようなうれしさだった。

苦しむことが、いいわけじゃない。
苦しむことは、美しいとも思わない。

大切なのは、苦しくても、
その先にある喜びや快感を、
得られるんじゃないかと信じられること。

成功体験を積み重ねたり、
最後までやり切ることを続ける中で、
「苦しさの先」を信じ続けられる。

平凡な記録だけど、自己新でもないけど、
僕には大きな意味のある記録だった。

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