第34回江東シーサイドマラソン大会の、
ハーフマラソンの部に出場した。
この大会を走ってみて分かった、
コースの特徴や、感じたことを列挙します。
●結構早く団子状態がばらけて、
1km地点までには、
自分のペースで走れるようになる。
●1kmごとに何キロ地点か分かる立札があった。
●序盤は広い車道を走るので、
窮屈に感じることがなく快適。
●でも序盤が快適だからこそ飛ばしがちで、
実際にオーバーペースになってしまった。
●序盤から運河を渡る小さな橋が多くて、
短くて小さなアップダウンが結構ある。
たいしたことない傾斜と長さなんだけど、
これがジャブのように効いてきて、
だんだん苦しくなっていく。
●8~9kmあたりで、林の中を走る小道へ。
木々の間、土の上の細い道をクネクネ走る。
プチトレイルラン気分。
良くないことに、この日は雨が降った翌日。
ぬかるんでて、どろっどろの部分もあって、
ぬるっぬるで滑りそうな中を走って消耗。
あとウエアにもシューズにも、はねた泥がつく。
●10kmあたりからだったか、何度か給水がある。
全部水。スポーツドリンクはなかった。
●11km~18kmあたりで東京湾の海沿いを走る。
道から柵を挟んで海だったり。
まさにシーサイド。道は細いけど眺めがいい。
苦しいのが、景色でちょっとまぎれた。
●ただこの海沿いに給水所があって、
ゴミ箱も東京湾沿いの柵に置かれてる。
だから紙コップがゴミ箱から少しでもズレると、
東京湾にコップが落ちる。
紙コップはゴミ箱にそっと置きたい。
というか、ここに給水所を設置しない方がいいかと。
●9kmあたりと20kmあたりの2回、
道路と交差する地下通路のトンネルを通る。
体力も脚力もほぼ尽きてる20kmに、
この上りはとんでもなくしんどい。
最後1kmの脚力を奪われる。ヘタすると、つる。
●でもこのトンネルを抜けるとすぐ、
競技場の外周になるので、
なんとか気持ちが途切れずに済む。
●ただ、外周に来てすぐゴールの気持ちでいると、
ぐるっと回らされるので意外と長い。
ざっと、こんな感じ。
ほんのちょっとしたアップダウンが多いのが印象的。
中でも20kmあたりのトンネルは、やばい。
体力が尽きてたから、上りで手足がしびれた。
頭もボーっとして危なかった。
アップダウンが印象的だったのは、
序盤のオーバーペースでとにかくつらかったから、
しんどい印象ばかりが
強く残ってるだけかもしれないけど。
僕がこの大会以外で唯一走ったことがある、
新宿シティハーフマラソンは、
ビルの合間を縫うのと、大会規模から、
洗練された、まさにシティって感じの大会で、
大きな舞台で走ってる感をすごく感じられるけど、
この江東シーサイドマラソンは、
地元の人たちが手作りでやってるような、
アットホームなマラソン大会って感じ。
そして海を眺めて走れる、まさにシーサイド。
大きな舞台って感じはしないけれど、
このローカルな雰囲気も悪くない。
林の中を走らされるあたりも、
それはそれで、味としていいと思う。
それでいて1kmごとの表示があるとか、
きっちりしてる部分はきっちりしてて、
お祭りっていうより、走る人の大会だなぁと。
来年も出よっかな。