慣れただけなのに、
伸びたつもりになって、
大きくなった気でいることがある。
もちろん慣れも、
成長のひとつではあるけれど、
「こなれた」ことで、
「こなしてる」自分がいるとき、
成長はストップしてる。
仕事をこなし続けて歩んだ道は、
徐々に細くなって、行き止まりにぶつかる。
小学生のころ、縄跳びに「級」があった。
最初は普通に50回跳べたら合格、
それができたら後ろ跳びを50回、
次は交差させて何回とか、
そのうち二重跳びで何回とか、
どんどん目標の難易度は上がっていく。
普通にできるようになったことを
し続けるわけじゃなくて、
常に次の目標を持って縄跳びを練習した。
こなれてきたら、次の級を目指した。
その気持ちを、いつまでも持ちたいと思う。