就活に失敗してから13年、やりたいことが仕事になってる例

僕は子どものころからずっと、
テレビを見るのが大好きなテレビっ子だった。

小中学生のころの趣味は「ゲーム」だった。

小学生で野球を始めてから、
中学生時代のJリーグブームでサッカーが好きになり、
あらゆる「スポーツ」を見るのが趣味になった。

中高生のときはミスチルが好きになって、
「音楽」を聴くのが趣味になった。

本を読むのは大嫌いだったけど、
趣味に関係する雑誌を読むのは好きで、
「ゲーム」「スポーツ」「音楽」「テレビ」の
4ジャンルだけは、定期的に雑誌を買っていた。

小学生のころは「ファミ通」を、
中高生でテレビ誌の「TVガイド」や
スポーツ雑誌の「Number」、
音楽雑誌の「CDでーた」だったり
「WHAT’s IN?」を買っていた。

今、僕は「テレビ」番組を作る仕事をやっている。

「ゲーム」の番組と、
情報番組の「スポーツ」コーナーと、
「音楽」バンドの番組をやっている。

毎日何気なく過ごしているけれど、
こうやって振り返ると、
なんて素敵な仕事をしてるんだろうと、
どれだけ楽しい日々を過ごしてるんだろうと思う。

そんな僕は、就職試験でテレビ局は、
どこも受からなかった。
つまり、行きたい会社に入れなかった。

自分を表現するのがヘタクソだったのと、
自信が実力を上回りすぎていて、
面接でまったくうまくいかなかったのが大きな原因。

あとそのころは気づいてなかったけど、
そもそも僕がやりたい仕事内容は、
テレビ局でやるようなものじゃなかったから、
熱意の言葉もチグハグだったんだと思う。

その結果、大学を卒業して1か月後、
大学時代にバイトした制作会社に拾ってもらって、
リサーチから仕事を始め、作家になった。

そうして大学卒業からもうすぐ13年、
今、偶然だけど、やりたい仕事をやらせてもらえてる。

今回書いたのは、やりたいことがあって、
やりたいことを仕事として始めると、
辛くも楽しく続けている中で、いつの間にか、
やりたいことがやれるようになってる事例。

もちろん今が続くとは限らなくて、
ここからどれだけ謙虚に、向上心を持って、
楽しみながら仕事を続けられるかが、
いつまでも大事になると思ってる。

特殊な仕事の例かもしれないけど、
諦めなければ夢は叶うみたいな言葉が、
それなりに現実的になるんだなっていう例として、
誰にともなく、ぼそっと書いてみたわけです。

例にしやすい、今の仕事があるうちに。

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