J1 2ndステージ最終節、
清水はアウェイでで甲府と対戦し、2-2の引き分け。
J1としばらくのお別れを告げる最後の試合も、
前節と同じように繋ぐサッカーを展開し、
2点奪ってから追いつかれる、
良くも悪くも今シーズンを象徴するかのような試合。
この引き分けで最終的に順位を1つ上げ、
2015年シーズンはJ1を17位でフィニッシュした。
大榎監督当時のサッカーを見ているかのような、
展開はいいんだけど決め切れない、
迫力が足りない、そんな試合でなんだか懐かしさすら感じた。
悪くはないけど、良くもない。
試合中に突如としてうまくいかなくなる、
今シーズンらしい試合。
久しぶりに良くなったようにも見えるけど、
このくらいの試合は、今シーズンの1stステージでは
できていたレベルの内容だった。
これを1stステージのころは
「あと少しでうまくいく」と思ってたけど。
今シーズン途中、建て直しの中で生じた、
チームにいる選手の特徴と、
やろうとしているサッカーのズレ。
最後まで脆かった守備、
最後まで高まらなかった攻撃の精度、
最後までフィットしなかった外国籍選手。
来シーズン、どんな監督が来て、
どんなチーム編成で臨み、
どんなサッカーを目指すのか分からないけど、
その分からなさこそが、
今のクラブの一番の問題だと、思ったりしている。