サッカー、U-23アジア選手権、
30日に行われた韓国との決勝で、
日本は0-2から逆転で勝って優勝。
もともと強いチームや選手が、
負けて学ぶものは多いかもしれないけれど、
もともと弱いチームや選手は、
負けて学ぶものより、
勝って得るものの方が大きいと思う。
勝ち方、自信、前向きな気持ち。
勝つことで、次も勝てるんじゃないかと、
漠然とした思いを抱けるようになり、
それはすべてのプレー精度を高め、
追い詰められたときの落ち着きになり、
ここぞというときの集中力になる。
日本は決して強くなかった。
イラク戦も、韓国戦も、負けてもおかしくなかった。
でも勝ち続けた。
たぶん初戦で勝ったから、勝ち続けられた。
勝つことって、そういうものだと思う。
ただ、この自信を本大会も
持ち続けられるかというと、そうとは限らない。
よく言う「勢い」っていうものの正体は、
自信をいい感じで持ててる状態だと思っていて、
時間が空く中で負けて自信が欠けたり、
自信を持ちすぎて必死さが消えたりすると、
勢いがあったころのいいプレーが失われる。
普段から自信を持ってプレーできるよう、
残り半年、クラブチームで自信を深めてくれたらと。