J放映権料

Jリーグの放映権料が、
来シーズンから年間100億になるとか、
年間130億になるとか、新聞で報道された。

これまでJリーグは、
スカパー!と年間30億で契約していたのが、
来シーズンからイギリスでメディアコンテンツの
売買をしているパフォーム社を中心としたグループと、
年間100億以上で契約するというニュース。

Jリーグのクラブが有名選手を獲得するとき、
この放映権料から一部のお金を
出してもらえるという。

イングランド・プレミアリーグの
3年80億ポンド(約1兆2900億円)など、
欧州トップリーグと比べると、
かなり少ない額ではあるけれど、
収入が増えることは、単純にプラスになる。

Jリーグが打った布石が、効いたのかもしれない。

それは2014年シーズンから、
東南アジアを中心とした数か国の選手を
獲得するために設けられた「提携国枠」。

それまで外国籍枠3人、アジア枠1人の合計4人
(在日枠を除く)が上限だったのが、
もう1人外国籍選手をプレーさせられるようになった。

これはクラブの戦力アップというよりも、
資金力アップのための戦略で、
東南アジアのスター選手を獲得すれば、
収入アップが期待されているから。

経済が急成長をしているうえに、
サッカーに大金を注ぎ込む東南アジアの国々が
Jリーグに注目するようになれば大きい。

実際、タイへ旅行したときも、
街の看板はプレミアリーグの選手があちこちにあり、
プレミアのクラブのユニフォームを着た人が、
街のあちこちにいた。

日本でも実績があって、
有名なのはルールが定められる前の2013年、
札幌がベトナムのスター選手、
レ・コン・ビンを期限付きで獲得して、
札幌に多くのベトナム人が訪れた。
(契約をゴタゴタさせて半年で帰ったけど…)

パフォーム・グループは、Jリーグの放映権を、
アジアへ2次的に売れると判断したのかもしれない。

まだJリーグからの発表はないけれど、
ワクワクするニュース。

J2でも恩恵を受けられますように…じゃなく
J1で恩恵を受けられますように!

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