2016 J2 第20節 チームに感じた成長

J2第20節、清水はアウェイで
山口と対戦し、4-0で勝利。

J1から降格した清水と、
J3から昇格した山口の戦いは、
個の能力の差を見せつけての完勝だった。

これで6戦負けなしとなって、
内容もここ2試合はかなり良い。

調子がいいんじゃなく、
チームが良くなってきた印象がある。

4勝2分のここ6試合、
相手との個の能力差で勝てている部分はある。

ただ、これまでは個の能力差があっても、
勝てなかった試合や、相手に支配されていた
試合が結構あったから、大きな進歩だと思う。

戦力以下の実力しか発揮できてなかったのが、
戦力通りの強さを見せ始めている。

その大きな要因は、
しっかりとした守備からの
リアクションで点を重ねていくサッカーを、
強めたからとも言われている。

確かにそうかもしれないけれど、
僕はそれによる副産物が、勝てるようになり、
攻撃に多彩さが出てきている大きな要因だと思う。

その副産物とは、チームとして
何をすべきなのか、明確になったこと。

描くサッカーがシンプルだから、
みんな同じサッカーを描きやすく、
そのおかげで連動性が生まれ、
距離感が良くなっているんじゃないだろうか。

これまで清水だったら、
大前がケガで別の選手が入ったとき、
金子が出ても、石毛が出ても、
うまくいかなかったと思う。

戸惑いながらの中途半端なプレーで、
パスがズレたり、お互いのイメージが合わず、
自信を失い、自身のプレーを失っていたのが、
これまでの清水だった。

今、若手が生き生きし始めているのは、
チームとしてうまくいっているからだと思う。

これまであった好不調の波が、なくなりつつある。

そしてもうひとつ良いところとして、
選手同士のコミュニケーションが、
活発になってるんじゃないかとも思った。

そう感じたのは、57分ごろ、
中央のテセから左サイドの白崎へ、
長めのパスが出たシーン。

テセのキックがズレて白崎が届かず、
ボールがタッチラインを割ってしまったとき、
白崎がテセに対して大声で怒り、要求していた。

これまでもカメラがとらえてないだけで、
要求し合ってたのかもしれないけれど、
こういうコミュニケーションは、新鮮だった。

大人しい選手が多い清水というクラブで、
これが変化であるのなら、大きな成長だと思う。

この変化だけで、1人分の補強をしたくらい、
チームとしての戦力アップになると思う。

選手同士が同じイメージで試合をし、
試合中に活発なコミュニケーションをとる。

ごく当たり前のことだと思うけど、
これまでの清水は、
それができているようには見えなかった。

ここから勝ち点を積み重ねていけそうな雰囲気が、
今日の試合からは、漂っていた。

とはいえ、相手あっての試合。

最初にも書いたように、
今日は相手との個の力の差で勝てた部分も大きい。

次の試合、力のある岡山相手に、
しっかり勝ち点3をとれるかどうか。

内容にもよるけれど、勝つことができれば、
チームはひと皮むけたと言っていいと思う。

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