2016 J2 第21節 マトモなサッカーになったという手応え

J2第21節、清水はアウェイで
岡山と対戦し、2-2で引き分け。

4位・岡山と6位・清水の対戦で、
6月負けなしだった両チームの試合は、
この試合でも、お互い負けがつかなかったというか、
お互い勝ち切れなかったというか。

これでJ2は前半戦が終了。
清水は6位のJ1プレーオフ圏内ギリギリで、
シーズンを折り返した。

今日も、清水のサッカー自体は悪くなかった。

前半は内容が悪い中だったけど、
最後はしっかりと守れていて、
それほど危ないシーンはなかった。

後半に攻めに転じられるようになると、
落ち着いてボールをつなげて、
危険なところにもパスが出せていた。

距離感がいいから、
やられている中でも凌げていたり、
相手をいなすことができていた。

数試合前だったら、
ディフェンス陣が相手のプレッシャーを受けて、
ただクリアするだけで攻撃を食らい続けていた。

それはここ数試合、ボランチに入っている
河井の存在も大きくて、相手のプレッシャーを
しっかりかわし、いなして前へ進める。

個の能力が高めのチーム相手にも、
破たんすることなく戦えた。

年単位で、サッカーになっていなかったチームが、
ようやくマトモなサッカーをし始めている。
これは大きな進歩というか、修復だと思う。

後半戦へ向けて、イケる雰囲気がある。

ただ、ゴール前でフリーにさせてしまう
守備の緩さは、さすがにもう何とかしなきゃダメ。

岡山くらいの相手になると、
そういったミスは、見逃してくれない。

暑くなっていくこれからは、
特に集中力が切れやすいわけで、
単純なミスが出がちで、勝ち点を落としやすい。
そうなると、自動昇格の2位以内は難しい。

ただでさえ、上位陣がなかなか負けなくなっている今、
脱落しないようにするには、
こういうもったいない勝ち点の失い方をしちゃいけない。

ここ3試合、内容がかなり良くなっていて、
チームの力の上昇を感じられる今、
ミスさえ出なければ、ある程度勝てると思う。

守備の緩さ、集中力の欠如が克服できれば、
昇格レースの我慢比べに、勝てるんじゃないだろうか。

勝ち点1にはまったく満足できないけど、
手応えのある試合ではあった。

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