J2第30節、清水はアウェイで
横浜FCと対戦し、2-0で勝利した。
上位チームを次々と撃破し、
現在4連勝中と勢いにのるチームを相手に、
後半の早い時間帯にポンポンと2点をとり、
強さを見せての勝利。
2位・松本が引き分けたため、
自動昇格圏内との勝ち点差は6にまた縮んだ。
ニッパツ三ツ沢行きたかったけど、
仕事で行けず、テレビ観戦。
映像を見ると、清水の方が
ゴール裏の人数も声も多くて、
アウェイとしては最高の雰囲気で戦えていた。
いやー、現地で観たかった!
横浜FCは、6月の対戦で怖さがなかったけど、
今回は札幌みたいな戦い方で、
シンプルに前線の選手を使うという、
J2で強いタイプのチームになっていた。
イバにはある程度やられたけれど、
清水の金子が走り回ることで、
ボールの出所をある程度抑えることができて、
ある程度はやられずに済んだ。
清水は右サイドに六平を入れるという、
昨シーズンに残した数少ない財産を使い、
うまく全体のバランスがとれていたと思う。
アグレッシブに仕掛けまくる左の松原、
足元のうまさで連係がスムーズな右の六平。
六平はボランチをやりたいだろうけど、
川口が戻ってくるまでは、
この形でやるのがベターかなと思った。
中断期間の3週間で、
ボムヨンが連動できるようになればいいけど、
デューク系なだけに簡単じゃないかもしれない。
この試合で、残りの試合の戦い方は、
決まってきたはず。
前線がしっかり追うことが必須。
それは3週間の中断明けに、
大前が戻ってきても同じだと思う。
実はそこのバランスがとても難しくて、
金子ほど追わない大前がテセと組んだとき、
どこまでうまくやれるのか。
実は今シーズン、大前とテセのコンビは、
それほどうまくいってなくて、
これが最後の課題になるんじゃないかと思う。
機能すれば自動昇格は見えてくる。
機能しないまま2人を並び立たせ続ければ、
自動昇格に届かない可能性は高い。
残り12試合、小林監督が今シーズン、
試行錯誤しながら正解に近づいてきたチームで、
自動昇格を勝ち取れると信じてる。