2016 J2 第37節 残り5試合・勝ち点差3

J2第36節、清水はホームで
北九州と対戦し、2-0で勝利した。

前半の猛攻で1点しかとれないなど、
内容的には良くない部分もあったものの、
大前・テセの3試合連続アベックゴールと、
3試合連続無失点試合で4連勝。

2位・松本、3位セレッソがともに引き分けたため、
3位に順位を上げ、残り5試合で、
自動昇格圏内との勝ち点差は3。
プロ野球でいうところの「ゲーム差1」。

しかも得失点差の多い清水にとっては、
1勝差で順位が入れ替わる状況になり、
ついに自動昇格圏に手が届くところまできた。

北九州戦はここ2~3試合よりは、
安定した試合だった。

攻め込まれる場面もあったけれど、
変に攻められ過ぎたわけじゃなく、
試合をしてればピンチもあるよね程度。

相手と個の能力に差があったから、
当たり前のことをできたレベルだけど、
きっちりと勝てたのは十分良かった。

終盤まで1-0で試合が進んで、
勝敗は紙一重という感じでもあるんだけど、
破れない丈夫な紙という感じだった。

堅く勝てる試合が増えているのも、
何より結果が必要な今、いい傾向だと思う。

札幌・岡山・京都含めて、
上位陣総崩れの中で、
きっちり勝てたことは素晴らしい。

ただ、前半のチャンスが多い中で、
決め切れずに1点しか取れなかったのは、
改善しなきゃならないところ。

相手が出てこないことで、
攻め急がず、まったりした試合になるのは、
別にいいんだけれど、決めるべきときに、
決め切れなかったのは良くなかった。

例えば2位に上がったとすると、
絶対に勝ってやるという気持ちから、
絶対に勝たないとやばいという気持ちへと
メンタルが変わる可能性がある。

テセ・大前という、
決め切れる選手がいるとはいえ、
これからプレッシャーがかかる中で、
試合終盤を1-0で戦うのは危険すぎる。

今日みたいな内容だったら、
早い時間帯で2-0に持って行けるだけの
力を見せていってほしいと思った。

ヒヤヒヤしたくないし!

次の相手・群馬は、J2唯一の土曜開催。
勝てば松本にプレッシャーがかかるわけで、
きっちりと勝っておきたいところ。

ただ群馬は前回、8-0で勝っている相手。
群馬は屈辱的な大敗をしたことで、
その借りを返そうと必死に戦ってくるはず。

かなりハードワークしてきそうなだけに、
それが前線からのプレスという形になっても、
引いて守る形になっても厄介。

次はチャンスシーンを逃すことなく、
試合を決めてほしいと思う。

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