この前、Appleのアカウントを乗っ取られた。
「Apple ID 情報が更新されました」
というメールが届き、
・Apple ID
・メールアドレス
を変更されたという報告。
そして、そのメールには…
“お客様がこの変更を行っていない場合、
または他人が不正にお客様のアカウントに
アクセスしていると思われる場合は、
https://appleid.apple.com の
Apple ID アカウントページで
ただちにパスワードを変更してください。”
と書かれていた。
ところが、IDもメールも変えられてるからか、
アカウントページでIDを入力しても
「Appleではありません」。
とりあえず「はいはい。落ち着いて。」と、
冷静を保ちつつ、これはやばいと、
すぐにサポートセンターに電話した。
今回乗っ取られたAppleアカウント、
奪還するには、以下のうち2つを
電話で答えるだけで良かった。
・セキュリティ質問1
・セキュリティ質問2
・セキュリティ質問3
・クレジットカード番号
2つ正解すれば、本人確認に成功して、
アカウントの奪還ができるという。
電話口で聞かれたセキュリティ質問は…
最初に飼ったペットの名前は?
最初に買ったアルバムのタイトルは?
将来の夢は?
どれも電話で答えるのは、
なんだか恥ずかしいけれども、
アカウント奪還のためには答えるしかない。
いつか抱いた、将来の夢を言うしかない。
ところが…
「○○ですか?」「違いますね」
「△△ですか?」「違いますね」
「××ですか?」「違いますね」
どの質問も、何度答えても不正解。
アカウントをとったのは2005年9月で、
もう11年以上も前。
どんな答えを設定したか、記憶がまったくない。
最初に飼ったペットの名前は、
確実に正しい名前があるのに間違えた。
最初に買ったアルバムはもともとあやふや、
将来の夢をいくつも言って間違えた。
カタカナでもひらがなでも
入力してもらったけど、
正しい答えにならなかった。
もう、サイバーを紹介してください!!
結局、クレジットカード番号に正解しただけで、
アカウントは奪還できなかった。
幸いだったのは、クレジットカード番号が、
すでに破棄していたものだったこと。
お金の面では、損害が起きなさそう。
今、Appleのアカウントは
乗っ取られたまま、何もできずにいる。
秘密の質問なんて使わないし…と、
たぶん適当に設定していた。甘く見ていた。
(もしかしたら、乗っ取られたあと、
秘密の質問も変更されたのかも…?)
この騒動で「秘密の質問」の重要さを知った。
と。
それだけです。