2017 J1 第3節 J1で約3年ぶりの連勝

J1第3節、清水はアウェイで
新潟と対戦し、2-0で勝利した。

後半の先制点はきれいに崩したものの、
まだまだ攻撃がうまくいかない中で、
それでも勝てた試合。

2014年4月の4連勝以来、
なんと約3年ぶりのJ1での連勝であり、
鬼門のビッグスワンで約8年ぶりの勝利。

そうか、降格シーズンは連勝がなかったんだ…。

3試合で失点1は素晴らしい。

アウェイ2連戦ということで、
ヘンに攻撃への色気が出なかったのは、
運が良かった部分もあって。

ボランチがケガで攻撃を組み立てられない中、
まずは守備をしっかりやる意識を
強く出せる環境にあったのは大きい。

そして全員が連動した守備。
動きがスムーズだし、落ち着いている。
バタバタしていない。

昨シーズン整理された頭で動いてるから、
寄せが早いし、相手にスペースを与えず、
本調子じゃない相手のミスを誘っている。

神戸や広島のミスも、
相手がまだ本調子じゃなかっただけじゃなく、
この守備によるものもあったかもしれない。

降格シーズンのあたふたする守備がウソのように。

あとは攻撃面。

今日の1点目みたいな崩しが、
試合を通じてできるようになればと。

右サイドハーフの枝村、
ボランチの野津田が機能して、
改善傾向にはある。

左サイドバックの松原は、
開幕から3試合ともいい動きで、
J1でも戦えるどころか、
今年ブレイクする予感まで漂わせている。
すべてに強気なメンタルが素晴らしい。

少しずつ良くなっているわけで、
土台の守備が崩れない限りは、
上積みを期待していいと思う。

そして何より、序盤の3試合で、
2回勝てたことはとんでもなく大きい。

もし3試合で勝ててなかったら、
自信を失う状況になっていたかもしれない。
(サッカーがしっかりしてるから、
自信を失わなかった可能性もあるけど)

迷わず戦えることでの成長。
試合でのパフォーマンスだけじゃなく、
練習で向上するものも違うはず。

学び取ろうとする頭で練習するのと、
半信半疑で練習するのでは、
当たり前だけど前者の方が伸びるわけで。

プロだからそこまで単純じゃないだろうけど、
それに近いものはあると思う。

内容はともかく、
序盤は勝つことが何より大事で、
ここから内容を高めていけばいい。

そうすることでまた結果が出る、
好循環が生まれていく。

次のリーグ戦の相手は鹿島。

これまでの3試合とは違って、
鹿島は能力も連係もレベルが高いはずで、
清水の本当の力が分かる相手だろうから、
今は楽しみでたまらない。

まあ降格シーズンは鹿島に勝ったわけで、
鹿島戦だけじゃ見極められないけれど…
ここまでの3試合とは違う相手なのは確か。

今のレベルがどこにあるか
知る楽しみ方ができるのも、
2勝1敗スタートだからでもあって、
やっぱり結果が出てることは大きなことだと思った。

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