2017 J1 第12節 浦和×清水の打ち合いをスタジアム観戦!

J1第12節、清水はアウェイで
浦和と対戦し、3-3で引き分けた。

清水は前半、どうにもボールが収まらず、
後手を踏み、浦和にボールを回され続け、
失点が1で済んで良かったという内容。

清水は後半にも失点して0-2になり、
今日もダメかという空気が流れた中、
64分から7分間で怒涛の3ゴールを挙げ逆転。

すぐに返されて引き分けたものの、
首位・浦和を相手に、
J2上がりがアウェイで上出来のドローとなった。

・・・という試合を、
埼玉スタジアム2○○2で観戦した!


等々力と同じように、J1に帰ってきたことを実感


気温27.7℃の夏日…昼間に試合やるもんじゃない


埼スタはこの角度でも見やすい
スタジアム観戦自体、日陰も画像よりDAZNより見やすい


浦和ゴール裏はさすが迫力がある


清水は狭いエリアながらいつものように団結


見る側は屋根の下で半袖でちょうどよかったけど


選手は日差しのもと、相当な暑さだったはず


そんな中、キックオフ


そして壮絶な打ち合いの末、3-3のドロー


暑さの中、柏木やチアゴなどが足がつったタフな試合


2点差を一時逆転した清水のファンは選手を称えた

今シーズンの清水のアウェイ力がスゴい。
今節を終えた時点での上位5クラブのうち、
柏に勝ち、ガンバ・浦和・川崎と引き分けた。
県外のアウェイは負けていない。

一方で、ホーム力がまったくない。
ホームの勝利はなく、
エコパで行われたアウェイ磐田戦含め、
県内の試合は勝ちがない。

強豪にアウェイで大善戦し、
勝つべき相手にホームで敗れる。

希望と失望のループ。

その中で今日の試合も、
大興奮と希望をもたらす試合だった。

清水ゴール裏の目の前で決まった、
テセ・テセ・チアゴの3ゴール連発に、
アウェイ席はトランス状態。

直後に追いつかれて引き分けたものの、
試合後、選手たちに大きな拍手が送られた。

ただ冷静に試合を振り返ると、
2点差を逆転したことを良かったと考えるべきか、
引き分けに持ち込まれて3失点したことを
悪かったと考えるべきか、評価が難しい。

まあ、どっちも言える。

・攻撃の破壊力はJ1で戦える
・守備の崩壊はJ1で戦えない

ということ。

テセ・チアゴの2トップは、
明らかにJ1で戦える破壊力を持っている。
今日の3ゴールは、個の力によるところが大きい。

特に3ゴールすべてに絡んだチアゴは“本物”。
周りを使えて、キープできて、決められる。

足を振るモーションが早く、
ボールスピードが速いから、
相手が対応できない。

今日の2点目・3点目では、
斜めに入ってきたロングボールを収めて、
独特の間合いでゴールへ迫って
決定的な場面を作ったり、決めきるという、
ひとつのパターンが生まれていた。

そしてデュークも高さ、献身性で、
番犬のように追い回しては噛みつき、
相手にリズムを作らせなかった。

清水の攻撃に破壊力が生まれ、
J1で戦えるだけの力を発揮しつつある。

ただ一方で、守備がもろい。

相手に寄せ切れていなかったり、
どこか抜けたディフェンスで、
失点を喫している。

個の力でサイドを破られるのは、
能力の問題だから仕方ない部分もある。

それより連係の問題なのか、
頭がしっかり働いていないのか、
相手を捕まえられずに失点を重ねるのは、
すごくもったいない。

センターバックの相次ぐケガが、
原因として大きいとは思うけれど、
他のメンバー含めてディフェンスは怪しい。
ディフェンスに人数がいるのに決められる。

暑さで、ただでさえ集中力が切れがちな夏、
今のままじゃ危ない。

・・・って、今は思うけれど、
現地は冷静になんてなれるわけない!

昨シーズンから、関東のアウェイは
スタジアム観戦的に神試合が多すぎる!

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