2017 J1 第16節 2年1か月ぶりのJ1ホーム勝利

J1第16節、清水はホームで
甲府と対戦し、1-0で勝利を収めた。

セットプレーからのこぼれ球を、
二見が押し込んだ1点を、
内容が悪いながら、守り切っての勝利。

これでリーグ戦10試合ぶりの勝利、
無失点試合も10試合ぶり。

J1でのホームゲーム勝利としては
2015年5月30日の川崎戦以来、
なんと約2年1か月ぶりだった。

そして何より、
残留争いのライバルチームを相手に、
勝てたことが大きかった。

前節、初先発で活躍を見せた、
センターバックのカヌが、
この日も高さと強さで相手を圧倒。

前節も酷い試合の中で、
ポジティブ材料だったカヌの存在は、
ますます大きくなっている。

次の札幌戦も高さのある都倉が相手で、
そこを封じることができれば、
勝利へ大きく近づくと思う。

またキープレイヤーになりそうだし、
前節・今節のパフォーマンスを見る限り、
やってくれるんじゃないかと思える。

で、問題はチーム全体での攻撃。

前線の選手たちが個で戦っているだけで、
チームとしての攻撃が見えない。

チアゴはスペシャルなんだけど、
崩しがなく突破ばかりだから、
囲まれてひっかかることが増えている。

パスばかりじゃダメだけど、
突破ばかりでもダメ。

白崎の離脱が痛くて、
そこのバランスが見つかっていない。

松原が復調気味なのは、
攻撃のプラス材料で、
ひとつの突破口になりそうだけど。

あとセットプレー。
今日はこぼれ球だったけど、
天皇杯で2点を挙げたように、
点が取れ始めてるのは大きい。

とりあえず次の札幌戦までは、
内容はともかく勝てればいい。

札幌戦に勝てば、下位グループから
ひとつ抜け出すことができるから、
もう少し冷静に、自信を持って、
頭に余裕がある状態で戦うことができる。

それだけでサッカーが変わることはあるし、
内容が良くなったりする。

だから、うまくいってない攻撃で
どういう形でも点をとって勝つことが、
攻撃がうまくなるための一番の方法かもしれない。

次の札幌戦も、同じ内容でいいから。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です