13日(日)のJ1第22節、清水はホームで
柏と対戦し、1-4で敗れた。
前節の劇的逆転勝利から一転、
守備を簡単に破られる場面が相次ぎ、
4失点して大敗。
点差ほど内容に差がなかったとはいえ、
冴えない試合だった。
簡単にカウンターを食らってしまう悪癖。
個の能力で簡単に破られるディフェンス陣。
情けない失点が多かった。
このあたり、どうも改善しない。
特に、スピードで抜け出す選手や、
ドリブラーへの対応が良くない。
個の能力の問題というか、
戦術的にそうなっちゃうのかもしれない。
サイド攻撃を仕掛けることが多いために、
サイドからの突破を許しやすい。
サイド攻撃に特徴のある相手だと、
深くまで入られてやられてしまう。
それに加えて先制されたことで、
攻撃に比重をかけざるを得なくなった。
人数をかけた攻撃の中で奪われ、
縦へ早い攻撃を仕掛けられた結果、
手薄なディフェンスを破られたのはある。
点差ほど試合内容に差があったわけじゃなく、
自信を失うような試合じゃなかっただけに、
簡単にドリブル突破を許した1失点目が残念だった。
試合内容は、前と比べて良くなっている。
白崎が抜け、チアゴが抜け、テセが抜け、
破壊力も連係も落ちていた攻撃陣は、
長谷川悠が復調し、松原の突破に磨きがかかり、
その松原とデュークが合ってきたことなどで、
個の能力だけじゃなく、点を取れる気配が生まれている。
だからこそ、もったいない。
勝ち点をボロボロこぼして、もったいない。
次は首位の鹿島。
厳しい戦いになるはずだけど、
鹿島からも勝ち点を奪えるだけの
チームにはなっているだけに、
簡単に先制を許さないことが重要だと思う。