2018 J1 第6節 ダービーらしさ

J1第6節、清水はアウェイ・エコパで
磐田と静岡ダービーを戦い、0-0で引き分けた。

前半は清水の寄せが早く、
カウンターからのチャンスを作ったものの、
後半は磐田にボールを持たれてチャンスを作れず、
お互い決定的な場面はそれほど多くなく。

ダービーでありがちな堅いゲームになった。

清水は手ごたえと課題が両方強く出た試合だった。

手ごたえは守備。

前半特に効いていた、チーム全体での守備と、
ファンソッコを中心とした固いバックラインは、
相手にチャンスを作らせなかった。

試合を通して、危ない場面はそれほど多くなく、
かなり安心して見ていられた。
この安定感は昨シーズンとは違う部分で、
現時点での勝ち点は昨シーズンとほぼ同じだけど、
昨シーズンのような偶然守りきれた感がない。

これは手ごたえを感じていいんじゃないだろうか。

課題は、まだまだ攻撃の形が少ないこと。

シーズン開幕当初から、
毎試合チャンスの数はそれほど多くなくて、
決定力のある試合で勝ち、
そうじゃない試合で勝てていない。

今日のように両サイドの出来が良くないと、
攻撃の形はショートカウンターしかなくなる。

やっと守備が構築できてきたところで、
これから攻撃の形を作ってくところだろうけど、
15連戦で練習で積み上げていく余裕はない。

試合をしながら、コンビネーションを高めて、
合わせていくしかない。

そして静岡ダービーとして良かったことが、
これまでよりも清水の選手が
「熱」を持って戦いに挑んでいたこと。

最近は「34試合の中の1試合に過ぎない」とか
言っちゃう選手が多かったけれど、
応援する人の感情を高め、興行を盛り上げるには、
もっともっと煽ってほしい。

磐田の名波監督はその辺を分かっていて、
昨シーズンは「じゃんけんでも負けたくない」
今シーズンは「オレンジがちらつくだけでもドキドキする45歳」と、
キャッチーな言葉で、ダービーを盛り上げている。

ようやく今年、清水の選手も
「ダービーは特別」と、熱い言葉で盛り上げていた。
というか先発の日本人7人のうち、
GK六反を除く6人が静岡出身か静岡の高校出身だから、
自然とそういう言葉になってるんだろうけれど。

クラブからも、静岡ダービーを盛り上げるよう、
指導があったんじゃないだろうか。

やっといい方向で、静岡ダービーが行われたと思う。

まあ、普通の引き分けより悔しかったけど。

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