2018 J1 第9節 焦り

J1第9節、清水はホームで
FC東京と戦い、0-1で敗れた。

試合内容に改善は見られたものの、
決定的な場面の前でチャンスがしぼんだり、
決定的な場面があっても決めきれず。

リーグ戦はここ5試合で1得点。
またホームで勝てなかった。

チームがドツボにはまるパターンは
2つあると思っていて。

1つは自信を失ってしまうこと。
勝てなくて自信を失い、
プレーが消極的になってミスが増え、
シュートは縮こまっていいコースに飛ばない。
自滅して負けてしまう末期的症状。

これは今の清水にまだ当てはまらなくて、
前向きな姿勢がサッカーに出てはいる。

で、ドツボのもう1つが焦り。
点を決めてやる、パスを通してやる、
そんな気持ちが強すぎて、力が入ってミスが増え、
シュートがいいコースに飛ばない。
チャンスは作れるのに勝てないズルズルいく症状。

こっちの方が、今の清水なんじゃないかと思う。

開幕から勝っている間は、シュートが枠に飛び、
プレーに余裕があり、勝ち点を積み上げられた。

その後、石毛の欠場あたりからうまくいかなくなって、
試合内容が悪くなり、結果が出なくなり、
メンバーが戻ってきて試合内容が改善されても、
結果が出ないまま。

最後のコンビネーションが合わない。
シュートがうまく飛ばない。

崩壊しているわけじゃない。
でも結果が出ない。だから焦る。
ホームで勝てない。だから焦る。

今日、前半から飛ばして先制しようとしたのも、
早く得点して、焦りを静めたいからだと思った。

昨シーズン、残留争いをした広島が
首位を独走しているように、
ちょっとの違いで、チームは劇的に変わる。

選手が他クラブと比べて
大きく落ちるというわけじゃない。
力を発揮しきれていないのが大きい。

水曜日は6連敗で最下位に沈む名古屋戦。
清水よりも状態が悪い相手に、
焦らず戦えるか、早い時間帯に点を奪えるか。

アウェイで少しは力が抜けると思う。
それがいい方向へ働いてくれれば…
というかここで結果が出ずに、
自信を失うきっかけになるのは良くない。

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