昨日のJ1第13節、清水はアウェイで
鳥栖と戦い、1-3で敗れた。
早い時間帯に2失点をすると、
そのあとは単調な攻撃に終始して反撃はうまくいかず、
7連敗中の鳥栖に敗れた。
全体的に精彩を欠いた試合だった。
ディフェンス面では集中力が低く、
オフェンス面では決定力も崩す力も足りなかった。
もともと、守られると崩せないチームなだけに、
チャンスで決められなければそりゃ負ける。
点をとられたら、そりゃ負ける。
後半終了が近づいて2点差、1人多い状況で、
なぜ前線へ放り込まずに回しているのか。
試合の頭ではリスクを冒さず
前線にどんどん当てる形をとっていたのが、
いざ得点をとろうというときは丁寧になる。
清水は2点をとらないといけない場面、
相手は7連敗中でメンタルが弱ってるはず、
事故で得点が入る可能性は、他の相手より高かったと思う。
引かれたとき、自分たちの攻撃の形はまだないんだから、
どんどん放り込むべきだったと、僕は思う。
そして足元へのパスだらけで、
ちょっと意表を突いたことをすると、
味方もついていけずにミスになる。
足元へのパスは読まれて奪われ、
意表を突いたパスはミスで相手ボールになる。
相手が「取りどころ」だとかかってこられると、
まんまとボールを取られてしまう。
連戦の疲れはあるだろうし、
広島と鳥栖で中3日の試合は、
移動の疲れもあるとは思う。
だから精彩を欠いたのはありつつも、
「崩せない」問題は何年も横たわっている。
相手の狙い通りやられることも多い。
裏切るプレーを、同じ意識のもとでできないと、
もう一段階、チーム力は上がらないと思う。