2018 J1 第21節 子どもの成長

J1第21節、清水はホームで
川崎と戦い、1-2で敗れた。

清水は前半の早い時間帯に、
川崎のミスからショートカウンターを仕掛け、
ドウグラスの鮮やかなゴールで先制。

しかし川崎にパスを回される時間帯が長く、
サイドからの崩しと、見事のパスワークで、
キレイに崩されて2失点、今シーズン初の逆転負け。

3連勝のあと2連敗となってしまった。

今日はドウグラスの負傷交代で、
清水のプランが完全に狂った試合だった。

清水は前半、川崎の攻撃に耐えながら、
一瞬のスキを狙ってカウンターを
仕掛けることができていた。
しっかりつないだり、意図を持ったフィードで、
カウンターが成功しそうな場面は作れていた。

シーズン前半に当たったときには、
ボールを奪っても闇雲に蹴り出すだけで、
カウンターさえできていなかったのを考えると、
チームとしての成長があった。

カウンターで得点できそうな気配があり、
それを決めきるドウグラスの存在があった。

耐えて一刺しできるチャンスはあったし、
実際に先制点の場面は、ショートカウンターで一刺しした。

でも前半のドウグラス負傷で、すべてが狂った。
ドウグラスの代わりになるサブの選手はいなかった。

それが、今のチームの力ともいえる。

ただ、コテンパンにやられた
前回の対戦から3か月、少しずつ改善はしている。

清水の選手が動きを整理できてきたからか、
全体的な距離感は改善されていて、
川崎の選手への寄せも、前よりは早くなっていた。

だからボールを奪うこともできていて、
カウンターの場面を作れていた。

ボールを持たれても、サンドバック状態というほど、
ボコボコにやられた印象はなかった。
シーズン前半はパンチを顔で食らっていたのに対して、
今日はパンチを打たれていても、ガードはできていた。
それでもスキがあったし、何度も後手を踏んでいたから、
クリーンヒットを喰らったけれど。

ガードをしていても、スキができた瞬間にやられてしまう。
だからこそ、強力なカウンターパンチを繰り出せる
ドウグラスの負傷は痛かった。
清水の唯一とも言っていいKO方法だった。

成長は感じられた。

ただそれは、子どもが成長したレベルで、
まだまだ大人にはなれていないことも実感した。

今日の敗戦で2連敗、下位チームの多くが勝利したことで、
下との差が詰まってきている。

完全に力負けした今日の試合で、
自信を失うのではなく、向上心に変えられるメンタルが、
今の選手たちには備わっているはずだから、
ここからの再浮上に期待したいと思う。


PUMA各クラブ、代わり映えのしない夏季限定ユニだけど…
着ることもないけど…ちょうどいい課金アイテム

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