サッカー国際親善試合・キリンチャレンジカップで、
日本代表がパナマ代表と対戦し、3-0で勝利。
代表経験の浅いメンバーが中心の日本が、
正直、退屈な内容と、個でなんとかなった試合。
相手はプレスがしっかりしていただけで、
その他のクオリティは低く、
見どころの少ない試合で、なんとなく勝った。
この試合に、清水の北川航也が
後半21分から出場し、代表デビューを果たした。
トップ下のポジションに入った北川は、
最初こそ川又へのいいパスが2度ほどあったものの、
その後はプレーに絡む機会が少なく、
日本の3点目のシーンも川又とかぶって何もできず、
インパクトを残せないまま試合終了となった。
まあ、可もなく不可もなくといったところ。
代表デビューでまだ連係が発展途上ということ、
2-0の状況で後半21分に入ったこと、
いつもと違うトップ下のポジションだったこと、
そんなことが重なって、消極的に見える
プレーになってしまったんだと思う。
フラフラしているだけに見えたのは、
実際はバランスをとるなど、
いろいろ考えてプレーしていたんだと思う。
トップ下から猛然とプレスをすればスペースが空くし、
2-0だからリスクを冒すのは良くないし、
慣れない周りとのバランスは崩したくない。
というイメージ。
あくまでもイメージ。
それがいろいろ考えてしまった、ともいえるけど。
若手だから考えずにやっちゃっても良かったのはある。
次のウルグアイ戦、先発のほとんどが入れ替わっても、
大迫と南野が先発だと思う。
ただ同時に、今日と同じく交代はあるはず。
そのとき、チームを勝たせるためのプレーが、
リードを守り切るのではなく、
得点を取らなければならない状況なら、
本来見たい北川のプレーが見られるかもしれない。
ウルグアイ戦は同点のまま後半20分…
みたいなシチュエーションを、
申し訳ないけど、心のどっかで期待していたりする。