2019 J1 第3節 混迷と混乱

9日土曜のJ1第3節、清水はアウェイで
札幌と対戦し、2-5で敗れた。

今シーズン初めて4バックで臨んだ清水は、
全体的に攻撃も守備も連動に乏しく、低調な出来。

簡単にサイドを突かれては失点を重ね、
終わってみれば5失点。今シーズン初勝利が見えない。

開幕から、どうも全体がかみ合わない。

3バック初戦で1トップにした第1節で
思うようにチャンスを作れずドロー、

北川・中村の2トップにして前線を増やしたものの、
竹内不在も重なり、ミスを重ねた第2節、

昨シーズンの4バックに戻したとはいえ、
今シーズンは練習をしていない中で、
エウシーニョの初戦も重なり、連動できなかった第3節。

ヨンソン監督はたぶん、
手持ちの駒で能力のある選手、調子のいい選手を並べたい。
選手ありきでシステムを考えている。

自信を失っているヴァンデルソンを使わないことで、
センターバックを2枚で臨むことにしたかもしれない。

サイドバックのエウシーニョがケガから復帰し、
サイドで2試合出場の飯田も悪くはないからか、
飯田をサイドバックで使い、
エウシーニョを本来のサイドバックじゃなく、
1つ前の攻撃的なポジションで先発させた。

全然うまくいっていなかった。

オーソドックスに戦えばいいのに、
ヨンソン監督は、選手をいじり過ぎ。

結果論ではあるけれど、
慣れてる4バックで結果を出そうとするなら、
エウシーニョをサイドバック、
攻撃の位置に石毛と金子を並べないと、
全体の守備はハマらないし、攻撃も連動できない。

自信が揺らげば、選手たちはミスが増える。
選手同士がうまく合わなければ、迷いが生じる。

5失点は、ディフェンスラインの責任じゃなく、
チーム全体で守備ができなかった責任。
そして連動ができていない構成にしたヨンソン監督の責任。

ヨンソン監督の混迷が、選手を混乱させた試合。

次はオーソドックスに戦ってほしいし、
練習してきたポジションでプレーさせてあげたい。

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