2019 J1 第8節 2連勝はデカい

J1第8節、清水はホームで
セレッソ大阪と対戦し、1-0で勝利した。

清水は序盤、守備がハマらず、
ピンチになる場面が多かったものの、
前半途中から相手の攻撃に慣れたからか、
相手の攻撃に迫力がなかったからか、守備が安定。

それでもチャンスシーンは少なく、
スコアレスドローの雰囲気が漂い始めた82分、
カウンターで北川が角度のないところから決めて決勝点。

今シーズンのリーグ戦8試合目にして、
初の無失点試合、ホーム初勝利で、2連勝を飾った。

内容は、そこまで良くはなかった。
FC東京戦からの3試合と比べると悪かった。

でもFC東京戦には負けて、セレッソに勝てたのは、
清水が自信を持ち始め、メンタルがプラスに転じた以外に、
正直、相手の違いというのも大きいと思った。

清水が敗れたFC東京は、守備にまとまりがあるチームで、
内容は悪いながら、プレーの精度が高かった。

逆に清水が勝ったセレッソ(磐田も)は、
チーム状態が悪い様子で、つまらないミスが多く、
リズムが作れていなかった。
チャンスシーンで決めきれていなかった。

清水は上位に敗れ、下位に勝った。
シンプルに言えばそれだけかもしれない。

ただ、それでも2連勝というのは大きく、
結果が内容を向上させる可能性がある。

昨シーズン終盤と同じで、自信とチームのまとまりが、
本来の実力を発揮させ、プレーの質も上がり、
勝ち点を積み上げることにつながったりする。

シーズン序盤とはいえ、
降格圏から抜け出したという事実はとても大きい。

次節の浦和も決して内容は良くない。
清水にとっては十分、3連勝を狙える相手。

ここで結果を得られれば、
今シーズンも上を見て戦っていけるわけで、
次も内容はともかく、結果だけでいい試合だと思う。

そして最後に。
今日の北川のゴールはスゴかった。

左サイドへトップスピードで走り込み、
角度のないところから左足で決めた得点は、
普通に蹴ると回転がかかって、
ゴールから遠ざかる方向へ曲がってしまうはず。

それを決めてしまう技術は、やっぱり非凡。
清水で見られる期間は、もう長くないかもしれない。

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