2019 J1 第20節 妥当な敗戦

J1第20節、清水はホームで
FC東京と対戦し、0-2で敗れた。

首位を相手に、清水は試合の入りこそ良かったものの、
16分に失点すると、そこからFC東京ペースに。
そのまま最後までペースは引き戻せず、
完敗に近い形で敗れた。

2試合連続の無得点、そしてまたも失点。
2連敗となった。

清水の力負けだった。

個々の力を組織で補えなかった。
個でも組織でも上回られた。

ボールを止める、蹴る、はじく、
もらいにいくか、待つか、裏へ走るか、
プレーの正確さと判断スピードの違いがあった。

そういった細かなひとつひとつの差が、
大きな差になっていたように思う。

そうは言っても、
今日は負けて仕方ないと思った方がいい。

FC東京は前節こそ川崎に大敗したものの、
首位なうえに、守備のブロックをきっちり作っていた。
崩すのが苦手な清水にとってやりにくい相手だった。

今の清水は勝てる相手に勝てばいい。
前線の個で破れる相手や、裏にスペースがある相手、
守備に綻びがある相手から、
しっかりと勝ち点を稼いでいくことが重要。

FC東京は先制できていれば展開は違ったはずだけど、
それができなかった時点で厳しかった。

こういう試合もあると、割り切ればいい。
今はそういう時期なんじゃないかと。

もちろん悔しいけれど。

となると、次の横浜は上位とはいえ、
勝ち点を奪うべき相手。

前半戦は横浜に退場者が出たうえに、
ハイラインを貫いてきたことで、
終盤2得点の大逆転劇が生まれた。

横浜がどう対処してくるか分からないけど、
裏のスペースを突くのが得意な清水は、
裏のスペースがある横浜とは相性がいいはず。

逆にここで敗れてしまうと、
この先、苦手な相手が続くだけに…
なんとか勝利して、下を見ずに今後を戦いたい。

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