2019 J1 第21節 プラン通りの勝利

J1第21節、清水はアウェイで
横浜FMと対戦し、1-0で勝利した。

前回の対戦では、横浜に退場者が出たあと、
決勝ゴールで奇跡の逆転劇の主役になった西澤が、
今日の試合でも同じように縦へ抜け出し得点。

北川の海外移籍後初の試合で、
ユースで同い年の西澤がきっちり決め、
守備陣も耐えて13試合ぶりの無失点。

3試合ぶりに勝利を収めた。

プラン通りの試合だった。
内容は正直つまらなかったけれど、
プラン通りという意味では快勝だった。

横浜はパスを回してハイライン。
清水は守ってカウンター。

清水のプランは、しっかりとブロックを作って守り、
カウンターで相手のハイラインの裏を狙い、
何度かあるチャンスのうち1つでも決めて
勝つというものだったと思う。

それを見事、遂行できた勝利だった。

勝てば中位グループに食らいつき、
負ければ残留争いにまた足をつっこむ試合で、
清水が得意なタイプの相手に、きっちり勝てて良かった。

こうやって戦術的に相性のいい、
勝てる相手に勝つことを続けられれば、
残留争いの心配がない位置までは、上がれるんじゃないかと。

そして新加入のセンターバック、
吉本が先発し、しっかりと戦力になっていた。
前へ出てチャンスを潰す守備も見せた。

無失点で抑えられたのは、
相手の決定力の問題もあったけれど、
新天地でのデビュー戦でいきなり結果を出せたのは、
選手にとってもチームにとってもプラスになると思う。

ちなみに、この日はもうひとつ。
試合前の清水ゴール裏中心に行った、
「オレンジギャラクシー」が素晴らしかった。
(現地へ行ったわけじゃなく、動画を見たら圧巻だった!)

横浜が選手入場前から、スタジアムを暗転させ、
お客さんがペンライトやスマホを使って
青や赤のライトで照らす(青や赤のセロファンが配られる)
「トリコロールギャラクシー」という演出があるわけだけど。

それに対抗する(のっかる)形で、
清水がオレンジのペンライトを持参して、
清水ゴール裏が一面オレンジ色に。

今年は「レオレオ」のかけ声で、
オレンジがゆらゆら燃えるような感じになり、
横浜FMのファンからは拍手が起こっていた。

こういう、敵味方関係なく、
スタジアム中のテンションが上がって、
試合の勝敗とは別に、イベントとして楽しいことは、
スタジアムでどんどんできたらいいなと思う。

ナイトゲームが多い、夏の楽しみ方。
しかも清水はオレンジという、ライトが映える色。
炎みたいになるのは、試合開始にぴったり。

サッカーがそれほど分からなくても、
スタジアムへ行く楽しさが生まれる。
ファンが作る付加価値。

アイスタは照明が一度落ちるとダメだろうから、
清水でここまでキレイにやるのは大変そうだけど、
それでもやってみたら、楽しいんじゃないだろうか。

街中にない不便な場所にあるアイスタだからこそ、
日常にはないイベント感をより強く打ち出した方が、
お客さんの満足度は大きく高まると思う。

周りに何もないアイスタだから、
上空から映像を撮影したら綺麗だろうし。

と同時にチームとして、横浜や同じオレンジの新潟みたいに、
早くオレンジのペンライトをグッズ展開して、稼いでほしい。
どうせ買うなら、公式で買いたい人だったり、
清水にお金を落としたいファンも、結構いるはず。

まあ、これからアイスタは18時キックオフだから、
まだまだ明るいわけだけど…
夕暮れの綺麗さは出る、かも。

あー、日産スタジアム行きたかったなー。

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