あるテレビ局のアイドル的な女性アナウンサーが、
アイドル的な人気のピークを過ぎたとき。
局内での扱いが徐々に隅へ、
ニュース番組でも目立たないポジションへ、
追いやられてきたと感じた彼女は、変わった。
各局のワイドショーで、
コメンテーターがどうコメントしたか、
すべてチェックし、自分のものにする努力をした。
その結果、以前はカップラーメンすら食べたことがなく、
世間とズレまくっていた彼女は、
圧倒的な庶民感覚を身につけ、
的確なコメントで、庶民の代弁者になった。
キャスターとして地位を築き始めた。
という、自分が変わることで成長した例。
ちなみに今会っても、新人のころと変わらず、
明るくあいさつをし、フランクに話してくれる。
変わらないところは、変わらない。