ソーシャル・ディスタンスとソーシャル・ディスタンシング

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、
人と人が2メートル近い距離をとろうという「社会的距離」。

すっかり世の中に浸透したこの言葉、
英語にしたとき、2つの言葉が使われている。

●ソーシャル・ディスタンシング
●ソーシャル・ディスタンス

一体どっちが正しいんだろう?と、
調べてみると、どちらも日本語で「社会的距離」だけど、
学術的には、解釈に大きな違いがあるという。

●ソーシャル・ディスタンシング
⇒感染拡大を防ぐために物理的な距離をとること

●ソーシャル・ディスタンス
⇒人間の“心理的”な距離のこと。

よく聞くのは「ソーシャル・ディスタンス」だけど、
これは人と人や、集団同士の心の距離感を表す言葉だから、
本来は間違った使い方っぽい。

ま、伝わればどっちでもいいけど。
というか「距離をとる」でいいんだけど。

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