新型コロナにも当てはまる「恐怖本能」

昨年最も売れたビジネス書「FACTFULNESS」。

データを基に世界を正しく見るスキルを
身につけるための本に、こんなことが書かれている。

「恐怖本能」の項目から抜粋。

(東日本大震災で福島の)
原発近くに住んでいた人は避難したが、
そのうち約1600人は避難後に亡くなった。
死因は放射線被ばくではない。(中略)
避難後に亡くなった人の多くは高齢者で、
避難の影響で体調が悪化したり、
ストレスが積み重なったりして死亡した。

多くの人は、よくわからないものを疑い、
反射的に怖がってしまう。

起きる可能性が低いことに注目しすぎると、
本当に危険なことを見逃してしまう。

「恐怖」と「危険」はまったく違う。
恐ろしいと思うことは、リスクがあるように「見える」だけだ。
一方、危険なことには確実にリスクがある。

緊急事態宣言が5月末まで延長されたことで、
世の中はますます、疲弊していく。

知識を得ようとせず、
自粛を無視してリスクの高い行動をとる人がいる一方で、
中途半端な知識と独りよがりの正義感から、
現実で、ネットで、過剰なまでの自粛を強いる人もいる。

でも、そんな両極端な人たちの間に、
適度な自粛をしている、ほとんどの人がいる。

世の中がどっちにも引っ張られることなく、
よろめきながらも、転ばないように、
5月を歩んでいけたらいいなと思う。

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