「ソーシャルディスタンシングが不可能ならマスク着用」
新型コロナウイルスの流行が始まったころから、
ずっとそういう話だったはずなのに、いつからか…
「ソーシャルディスタンシングとともにマスク着用」
そんな過剰な対策が、あらゆる場で行われ続けている。
「2mあける or マスクをつける」
のはずなのに
「2mあける and マスクをつける」
店のレジ待ちで、2mあける and マスク。
劇場や映画館で、大きく席あける and マスク。
テレビ番組では、アクリルパネル and 2mあける。
マスクしない人がいるのを想定しているのか、
クレームを恐れているからか、
万が一問題が起こったら対策が不十分とされるからか、
結果的にどっちもやる過剰防衛になっている。
どんな対策もやっておくに越したことはないけど、
世の中の雰囲気が過剰防衛に行き過ぎて、
気持ち的に、意味なく委縮してしまいがち。
ある程度、感染者が出ることは受け入れて、
経済を回したり、他の健康リスクを抑えていくのなら、
「それはやりすぎだよ」
という話は、まだまだ足りないと思う。
一方で、飲食店や、再開したイベントには、
接触にも飛沫にもノーガードの人が一定数いるから、
伝え方が、相当難しいわけだけど。