2020 J1 第27節 蘇生

J1第27節、清水はホームで
セレッソ大阪と対戦し、3-1で勝利を収めた。

平岡新監督体制での2戦目は、
中10日の十分な準備期間があったうえ、
相手は堅いセレッソということで、
突貫の前節・神戸戦よりも、試される試合だった。

前半は相手に支配され続ける苦しい展開だったものの、
破綻せず、しっかりと相手に寄せて持ちこたえ、
後半に連係からヘナトのオーバーヘッドも飛び出すなど、
堅守のセレッソから3点を奪って勝利。

平岡新監督体制下で、今シーズン初の2連勝を飾った。

ちぐはぐではあったけど、攻守で狙いが見えて、
それが結果につながったんだと思う。

特に守備は、これまで破れた網だったのが、
しっかりとした目の網として機能していて、
網を振る回数はたくさんあったものの、
しっかりと絡め取れていた。

特に相手のシュートシーン。
寄せが早く、相手をしっかりブロックしていた。

前半、さんざん攻め込まれていたのに、
それでもシュート5本に抑えたのは、
最後の部分やその前で、
しっかり寄せられていたのが大きいと思う。

これはチーム内の守備の約束だったり、
どう動くかということが整理されているから、
早く相手にいけているということ。

フォーメーションの変更も、
相手がまだ対応できていないだけなのかもしれないけど、
今のところプラスに働いている様子。

決して悪くなかったセレッソに勝てたのは、
平岡新監督がうまく修正したからだと思う。

と同時に、クラモフスキー前監督が
「RE-FRAME」したサッカーがベースにあって、
継続性があるから、うまくいっている。

今のところは、ではあるけれど。

平岡新監督が決まり事を作ったことで、
選手の頭が整理されたからか、
精度もスピードも上がっている。

平岡新監督の響かせる「声」が、
選手たちを触発し、選手同士の声が増えたなら、
大きく崩れることはないかもしれない。

“そう何度でも 何度でも
 僕は生まれ変わって行ける
 そうだ まだやりかけの未来がある”

このまま、蘇生してほしい。

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