スケートボード・パーク女子の戦いは、
試合後のさわやかな光景が、注目を集めた。
それは、女子ストリートの選手たちも見せていた、
仲間と心からスケボーを楽しんでいる姿。
最後に大技を失敗して4位に終わり
涙を見せる岡本選手のもとへ集まって、
担ぎ上げて称える各国の選手たち。
ソフトボールのメキシコ代表の選手たちが、
ヒットを打ったりしたときに、
チームメイトと水を掛け合い、はしゃいで喜ぶ姿にも、
「スポーツを楽しむ」という本質を見たけれど、
スケートボードでは、ライバルと楽しむ姿という、
またひとつ、スポーツの良さを見た。
オリンピック側が「平和の祭典」だとか言わなくても、
国も人種も関係なく楽しんでいる姿に、
たくさんの人が心を動かされている。
勝敗にこだわる姿も、もちろんスポーツの魅力。
でもスケボーやBMXみたいな楽しさを追求する姿も、
スポーツの大きな魅力。
ということを、多くの人が感じたと思う。