政府は、新型コロナウイルス対策として、
数万人規模の大規模スポーツイベントなどを行うとき、
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域では
「参加者上限5000人」の10月末まで維持することを決めた。
というニュースに、10月中旬の東京マラソン2021に参加する僕は、
「これで中止だ!練習をやめられる!」と一瞬思ったけども、
この決定では、大会側はまだ動くことはなさそう。
というのも、今回の発表は、
単に「緊急事態宣言中だったら今まで通り、
イベントは制限しますよ」という発表をしただけで、
どういう状況でも10月末まで制限することを発表したわけじゃない。
大会1か月前で緊急事態宣言が発出中なら中止。
その考え方は今まで通り。
ただ、中止の可能性はかなり高まったとは思う。
10月末まで参加上限が設定されたということは、
10月末までは緊急事態宣言の発出も、今に近い基準のはずで、
つまり今の感染状況では、緊急事態宣言は解除されなさそう。
ワクチン接種が思うように進まず、
医療も改善の気配がなく、陽性者数も高いまま。
そりゃそうだ、としか思わない。
ちなみにそんな中、大会公式サイトは、
交通規制のお知らせやら、応援メッセージの募集やら、
あたかも開催されるかのような告知を続けている。
もちろんオリンピックと同じで、中止が決まらない限り、
やる前提で準備は進めないといけないからなんだけど。
中止になるだろうと思いながら、
準備を進めなきゃならないランナーとしては、
仕事してる感出してんじゃないよ!と言いたくなるのも本音。
まあ、どっちも一緒か。