2022 J1 開幕戦 30年目の今年こそは

2022年のJ1開幕戦、清水はホームで
札幌と対戦し、1-1で引き分けた。

清水はけが人やコロナ陽性者が出た影響などで、
スタメンに外国籍選手が1人も入れない、
戦力を活かしきれないメンバー構成。

そんなこともあってか、前半の清水はかなりの劣勢で、
権田のPKストップがなければたぶん負けていた。

それでも後半頭から前線にコロリが入ると全体が活性化。
鈴木唯人が、そりゃ代表に呼ばれますわという
見事なタッチからゴールを決めて同点に追いつき、
完成度の高い札幌に対して、上出来な勝ち点1を手に入れた。

前半は悪い時の清水、去年の中ごろよく見た清水だった。

シーズン前に練習試合があまりできなかったのもあって、
試合勘の不足からかボールタッチが悪かったり(両チームだけど)
連係不足からかボールを運べなかったり(去年までもそうだったけど)

あと前線にサンタナがいないことで預けどころがなかったりと、
ほとんど希望を見いだせない前半だった。

それが後半開始からコロリを投入し、
前線でキープできるようになると、全体が活性化。
札幌の運動量が落ちたのもあってか、
相手ディフェンスラインの背後をついて決定機を連発。

そのひとつが、鈴木唯人のスーパーゴールだった。

後ろからのボールを、右足のアウトサイドで受けた
ファーストタッチで、減速することなく前へ運び、
クロスを打つ視線を送ってゴール左隅に決める技術。

去年見せたボール運びの別格感と、
今年の飛躍に重要な決定力を、早くも開幕戦で見せつけた。

これは完全に、23番の成長曲線。

開幕戦だけで、今シーズンどうなるかは分からない。

開幕戦に去年は勝ち、一昨年は負けたものの内容が良く、
今シーズンこそはいける!と思ったけれど、
結果は下位に沈んだわけで。

ただ、白崎や神谷、髙橋大悟などのプレーを見て、
選手層が厚くなったなと思った。

ここにブラジル人選手や松岡が復帰し、
話題の韓国人ストライカーを獲得できて加われば、
戦力としては十分戦えるものになる。

つまり結局、今シーズンこそはいけると思う!

・・・と、30年連続で期待している。
応援してるんだから、今はそれでいいっしょ。

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