2014 J1第5節 繰り返し

J1第5節、清水はホームでFC東京と対戦。

早い時間帯に先制点を挙げ、
前半は内容のいいサッカーを
展開していたものの、
3点を奪われて逆転負け。

16位の降格圏まで落ちてきた。

今日も、繰り返した。

前半いいサッカーをしてたのに、
後半急に機能しなくなった。
これ、前々節、前節からの繰り返し。

3月に勝ち点を積み重ねられなかった。
これ、昨シーズンからの繰り返し。

相性が悪めのFC東京に敗れた。
これ、ここ数シーズンの繰り返し。

前半途中までの攻撃のコンビネーションは、
前節と同じように、可能性を感じられた。

打ち合い上等のケンカサッカーだったけど、
選手間の距離がよくて、
サイドチェンジでピッチを広く使ってて、
ボールがしっかり回ってた。

サイドのコンビネーションで崩してたし、
縦に速いカウンターにも可能性を感じた。

でも、前半の途中から勢いがなくなった。

後半19分、竹内に代えて高木善を入れ、
ボランチが六平の1枚になって、
相手に中盤を制された。

長沢とノヴァコビッチの2トップっていう、
文字通りのツインタワーになって、
攻撃の形を作れなくなった。

ツインタワー2人にボールが入れば、
得点の可能性が高いのは疑う余地もないけど、
2人にボールが入らなかったら、
得点が入る可能性はない。

前半の早い時間帯みたいに
中盤で組み立ててゴールに迫るのか、
負けてるチームの終盤の戦い方として、
ツインタワーへ早くボールを入れるのか。

どっちでも点が入ればいいんだけど、
試合後に選手が言ってたように、
ピッチ内の11人がどう戦うのか、
同じ意識のもとで戦ってないから、
攻撃がちぐはぐで単調になってた。

試合内容は良くなってきてる。
あとは結果がついてくれば…って感じだけど、
それが続くのが一番危険で。

2012年のガンバ大阪、2013年の磐田も、
いつか勝ち始めるだろうと思われながら、
結局下位に沈んだまま降格した。

ちなみに昨シーズンの清水も危なかった。
3月はナビスコカップ含めて、
3分3敗で勝ちがなかった。
しかも内容が悪かった。

そのあと4月のリーグ戦を
3勝1分の負けなしでいったから
降格を免れたけれど、
最悪の展開も充分あり得た。

昨シーズンの3月、
開幕から公式戦5戦勝ちがないうえ、
その前の年の11月から5か月間、
11試合も勝ってなかったときのこと。

ゴトビ監督は練習方針を変えたて、
これまでほとんどやってこなかった
11人対11人のフルコートでの練習を行い、
連携を高めるためレギュラー組を固定した。

今回、内容には手ごたえがあるだけに、
どう手を打つのか。

4月に負けないっていうことだけは、
昨シーズンから繰り返してほしい。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です