ブラジルW杯で日本の位置が分かりそうなワクワク感

ブラジルW杯に臨む
日本代表23人の発表会見で、
ザッケローニ監督は話した。

「多くの攻撃的な選手を選んだ。
 ブラジルで攻撃的で主導権を握る戦いをするためには、
 このメンバーだというものを選んだ」

「できるだけ自分たちのサッカーができる選手。
 相手のことを考えすぎず、
 自分たちのサッカーをして勝利する」

個の能力で上回られた相手に、
日本のサッカーは封じられるかもしれない。

それでもザッケローニ監督や、
協会のスタッフたちは、
自分たちのサッカーを貫くことを選んだ。

4年前の南アフリカW杯、
大会前、日本は絶不調に陥ったことで、
日本のスタイルを捨て、守備的に戦った。

その結果、ベスト16という、
それなりの結果は残したけれど、
世界との距離は測れず、

今、財産として残っているのは、
「守備的に戦って得るものは少ない」
という教訓だったりする。

世界との距離が近づき始めたように思えた中で、
3戦全敗という残念な結果に終わった、
ドイツW杯から8年、
日本がどこまで世界に近づけているのか。

それが今回、やっと分かる。

岡崎が自らの著書「鈍足バンザイ!」で、
こんなことを明かしている。

前回大会の南アフリカW杯、
決勝トーナメント1回戦で敗れたその夜、
岡崎の部屋に、本田が訪れた。

2人はこんなことを話したという。

 日本が守備的なサッカーをしたのは仕方ない、
 でもこのサッカーでは限界がある。
 僕たちなら、もっと攻撃的なサッカーで
 世界を驚かせることができるはずだ。

選手たちにとって、
4年前のあの戦い方が、
今日までの原動力になっているんだとか。

日本の日本らしい戦いで、
日本の位置が分かることに、
ワクワクしてる。

今のところは、期待いっぱいで。

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