Jリーグヤマザキナビスコカップ、
グループリーグ第5節、
清水はホームで神戸に1-2で敗戦。
この試合に勝てばナビスコカップ4連勝、
決勝トーナメント進出も確実だったけど、
連勝の勢いはなく敗れた。
ここ最近、サイド攻撃に加えて、
中央からの攻撃も増えつつあって、
清水の攻撃に足りないのは、
最後のプレーの精度だった。
むやみに前線へロングボールを放り込むんじゃなく、
足下でつないで崩す形が増えていた。
でもこの日は、
ノヴァコビッチがベンチスタートで、
サイド攻撃がうまくいかず。
そんな攻撃の一番のパターンがなくなったからか、
リズムが作れずに、中央からの攻撃も工夫はなく、
前半を何もできずに過ごした。
チーム全体、どう攻めようとしてるのか分からなかった。
ノヴァコビッチを投入した後半、
チャンスの数は増えて、
最近の「良い清水」になって追い付いたけど、
結局勝ち越されてダメだった。
シーズン当初とは真逆の、
これまであまり考えたことがなかったはずの、
高さに頼らない攻撃が必要になって、
うまくいってない感じはした。
その結果、判断が遅れて、
出足で負けちゃってた。
とはいえ、ナビスコカップの勝ち上がりに向けて、
優位な状況は変わらないわけで、
あと2試合のうちどっちかに勝てばいい。
できることなら次きっちり勝って、
ナビスコ最終節は、試合に飢えてる選手を
使える展開になってほしい。
それがノヴァコ不在のときの
オプションになるだろうし。