特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」で白菜を見てきた

上野の東京国立博物館で開催されてる
特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」へ。

海外旅行の次のターゲットが台湾だから、
台湾へ行ったら國立故宮博物院へ行こうと、
決めてたんだけども。

そんなときに、なんと日本へ、
その展示物がいろいろやって来ると知って、
これは行かねばと。

しかもこれまで海外展で出品されたことのない、
至宝「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」が、
2週間の期間限定でやって来ると!

じゃあ今行くしかないと、行ってきた。

翠玉白菜っていうのは何かっていうと…


(当日配られていた朝日新聞の特集紙より)

・故宮博物院の三大至宝のひとつ(他は清明上河図、肉形石)
・故宮でも行列の絶えない人気の一品
・1つの翡翠の色の違いを利用して掘ったもの
・高さ19センチ足らず
・葉には葉脈が表されている
・葉っぱにはイナゴとキリギリスがとまっている
・白菜は純潔の、バッタは多産の象徴で、
 清の光緒帝に嫁いだ瑾妃の持ち物だった

行ってみると、博物館内の展示会場は2つ。
翠玉白菜の会場と、翠玉白菜以外の会場。

つまり、この19センチの白菜を見るだけの
会場があるっていう。
モナリザレベルの超VIP待遇。

しかも博物館に着いた17時半の時点で、
この白菜を見るための行列が、
なんと「75分待ち」の表示。

あまりの行列だったから、
先に白菜以外を見て戻ってきたんだけど、
18時半の時点で、結局「70分待ち」の表示。

白菜にそんなにも興味があるのかと、
ただただ驚くばかりで。

70分待ちと言っても、
会場内に入るまでは15~20分程度で。

意外と早く見れるかもと思ったら、
会場内がこんな順路で…

じわり、じわりとしか動かない。

表示の70分よりは早い、
60分くらいで白菜にたどり着いたけど、
ディズニーランド並みの待ち時間だった。

白菜が置かれたスペースに着いたら、
まず1列目で歩きながら止まることなく眺め、
2列目で立ち止まって眺めるという形。

その時間、1~2分程度。
この時間、タワー・オブ・テラー並み。

おもしろいもんだなとは思いつつ、
細かすぎてイナゴとかキリギリスの
精巧な部分までは分からなかった。

アップで見れる映像を見た方が、
この翠玉白菜のスゴさは分かる。

ただ、こうやって見た事実が、
自己満足度を上げるわけで、
見て良かったのは確か。

そしてホントは台湾へ行って見ることで、
労力をかけた分だけ、レアな分だけ、
自己満足度をもっと上げられるけれど、
今回のは今回ので、良かったんじゃないかと。

台湾へ行ったら、また見るとは思う。

一緒のものだけど、
別のものも見るついでに、
レア度を上げるために、見に行きたいなと。

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