2014 天皇杯4回戦 少しずつの確かな成長

サッカー天皇杯4回戦、
清水はFC東京と対戦し、2-1で勝利。

お互い各国の代表組や、
けが人などで選手が入れ替わる中、
3バック&2トップの布陣が機能。

清水は大前の公式戦5試合連続ゴールなどで、
準々決勝進出を果たした。

先月の大榎監督就任後の初戦で
FC東京と対戦したとき、
0-4で何もできずに敗れた。

あれから1か月、
リーグ戦と天皇杯の違いや、
メンバーの違いはあるけれど、
チームの確かな成長を感じる試合だった。

前は守備陣がゆるくて失点を重ねたけど、
今日はしっかりと守りから入って、
苦しい展開の中で、先制点を挙げた。

前は点を取られると下を向いてたけど、
今日は同点に追いつかれた直後から
みんなが顔を上げて攻め、
イ・キジェの体に当たって入る追加点が生まれた。
体に当たったのは偶然だけど、
ゴール前に2人が走り込んだから偶然が起きた。

そして1週間前のリーグ戦・鳥栖戦では、
リードしているにも関わらず、
イケイケのサッカーを続けて、
アディショナルタイムに失点して、
引き分けに持ち込まれた。

今日は、チーム全体が時間を使おうとする意識で、
リードを守り切ろうとプレーして、
きっちりと逃げ切った。
最後の最後、コーナーキックを
相手GKの権田に押し込まれたらと思うと、
ゾッとするけれど。

ひとつひとつ、課題を克服して、
成長してる感がある。

何かやってくれるかもと、
思えるくらいのワクワク感が生まれてきてる。
成長するチームを見る楽しさがある。

来週のリーグ戦、首位・浦和戦は、
壁にぶつかることになるのか、
大きな自信をつけることになるのか分からない。

ただ、どちらの結果でも、
チームの成長のもとになると思う。

そんなポジティブな気持ちになれる試合だった。

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