2014 J1第23節 自滅

J1第23節、清水はホーム・エコパで
浦和と対戦し、1-4で敗れた。

ミスや集中力の欠如、
チーム全体の動きの中途半端さなどで、
次々と簡単に失点。

現在13位で、降格圏の16位まで、
勝ち点差2となってしまった。

清水が自滅したような試合内容で、
どこが相手だろうと、勝てない試合をした。

4失点はどれも、悪い形での失点だった。

1失点目は相手への寄せが甘くなったところで
打たれたシュートミス気味のミドルが
コロコロと転がってそのまま入った。

2失点目は前線からのプレスをかわされ、
縦パス1本で簡単に抜けだされて、
GKとの1対1のシーンを作られた。

3失点目は相手CKで棒立ちになり、
相手をどフリーにさせた。

4失点目はGK櫛引のフィードミスが、
相手に渡って入れられた。

もちろん浦和の個の能力や、
チームとしての戦い方の巧さがあって、
清水の弱点をさらけ出させてたのはある。

今日と同じ急造3バックで臨んだ
天皇杯のFC東京戦は、
相手もケガ人の多さからちぐはぐで、
なんとかなってたけど、
さすがに浦和には通用しなかった。

そんなことはありつつも、
相手にチャンスをプレゼントし過ぎた。
比較的簡単なゴールをきっちり決められた。

大榎監督就任後初戦、
0-4で敗れたFC東京戦と同じように、
「歯が立たない感のない」完敗だった。

ただこれで、自信をなくしちゃいけない。

ここまで少しずつチームは良くなっていて、
脆かった守備がだいぶ修正されつつあった。

チームを立て直す中では、
まだまだ土台が脆いわけで、
こうやって崩れる試合だってある。

選手は今のサッカーを信じてるだろうし、
全体がまとまって戦ってると思う。

怖いのは、降格圏が迫っている中で、
プレッシャーを感じて、
プレーがうまくいかなくなること。
早く勝ち点が欲しくて焦ること。

今日の試合を繰り返さなければ、
しっかり立て直せると思う。