2014 J1第30節 典型的なやられパターン

J1第30節、清水はホームで
広島と対戦し、1-3で敗れた。

前節に続いて雨のホームゲーム、
試合の入りこそ良かったものの、
前半の途中から完全に相手の術中にはまり、
効率よく得点を奪われて完敗。

勝ち点を積み上げられず、
順位もまた降格圏の16位に落ちた。

清水がやられる典型的な相手と、
パターンだった。

・引いてカウンター
・強烈なフィニッシャーがいる
・チームとして成熟している
・ミスが少ない
・先制点を奪われる

今に始まったことじゃなくて、
ゴールを奪うためのアイデアというか、
相手の崩し方が見えてこない。

サイドからクロスを上げての攻撃が、
ずっと続いてきたからか、
スタイルを変えてパスをつないで戦ってる今、
得点を奪う攻撃がうまくいっていない。

それでも高い位置でボールを奪って、
相手の守備が整う前にゴール前までいければ、
得点のチャンスは期待できるんだけど、
体力の問題か、判断力の問題か、動きの精度の問題か、
パスの出しどころに困って遅攻になる。

いや、いいシーンもあったけど、
シュートの精度や、
そのひとつ前のプレーの精度が悪くて、
得点を奪うことができなかった。

ボクシングでダウンを奪われて、
判定に持ち込まれたら負けちゃうのに、
ガードを固めてる相手に、
ずっとフットワークで周りを回って、
たまにジャブだけを放ってる、
そんな感じで時間だけがただただ進んでた。

同じサッカーでいうなら、
往年の静学を見ているかのような、
細かいパスをずっとつなぐだけのサッカーだった。

ただそんな中、
竹内の復帰は明るい材料だった。

縦への効果的なパスをバシバシ通していて、
相手を崩す大きな武器になる可能性がある。

今日の4-2-3-1なら、
ボランチに本田拓と竹内を並べて、
トップ下に六平っていう形だと、
崩す攻撃ができる可能性はあると思えた。

それに、第32節と第33節の間に、
天皇杯準決勝が入ることで、
その3試合は中3日と中2日になるわけで、
選手層が清水なりに厚くなってるのもプラス材料。

杉山浩太も戻ってきてるから、
残留へうまくやりくりできればと。

天皇杯で120分戦ってから、
中2日で第33節を戦う可能性もあるわけで。

ホントは33節以降をラクに戦えるよう、
今日の試合を勝っておきたかったけど…。

次節はアウェイの川崎戦。

広島みたいに守るタイプじゃないけど、
今度は相手に寄せ続けなければ、
自由にボールを回されてやられる。

ただ、プラスに考えるなら、
1週間空くから体力は戻るだろうし、
次の試合まで約3週間空くから、
決勝戦のように、この試合だけのために走り切れる。

川崎は、広島を相手にするよりも、
まだ勝てるタイプなんじゃないかと。

…っていう気持ちで1週間過ごした方が楽しい。

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