2015 J1 1st第15節 浦和×清水を埼スタで観戦!

J1 1stステージ第15節、
清水はアウェイで浦和と対戦し、0-1で敗れた。

清水は 、快勝した川崎戦から、
スタメンはケガのヤコヴィッチだけを変え、
戦い方も川崎戦と同じように、
戦術もラインを高く保ち、前から猛烈にプレスした。

でも、惜しい場面を作りながら、
最後の場面できっちり守られ、得点を奪えず。
逆に浦和の攻撃で、興梠にみごとなシュートを決められ、
首位で開幕14戦負けなしの相手に土をつけられなかった。

清水は川崎戦とは違って結果がついてこず、
17位のまま、厳しい状況が続いている。

そんな試合を、埼玉スタジアム2002で観戦した。


浦和美園駅から線路沿いを歩くと…


でっかいスタジアムが見えてくる。


20分ほどで埼玉スタジアム2002に到着!(初・埼スタ)


座ったのはビジター指定席。この場所にしては見やすい。


浦和側ゴール裏はもちろん真っ赤


清水側ゴール裏(斜め裏)は縦に長くズラリと


選手入場あって


整列あって


円陣あって

そして試合があって…


終了。


勝ったのは浦和。


浦和を苦しめたものの、力の差はあった。


清水ゴール裏からは拍手が送られていた。

清水は負けたとはいえ、守備の面では悪くはなかった。

清水はボールを持った浦和の選手を追いかけ回し、
体をしっかりぶつけるディフェンスをして、
首位の相手をほとんど自由にさせなかった。

清水の高いディフェンスラインの裏を、
浦和の選手が何度も動き直しながら狙っていたけれど、
ディフェンスラインもこまめにラインを動かしながら、
走り込むスキをあまり与えなかった。
GK櫛引の飛び出しも、できていた場面が多かった。

浦和は全体的に苦しい雰囲気で、
やりにくそうに戦っていた。

もちろん、浦和が省エネで戦っていたのはある。

浦和はACL出場で未消化だった試合を、
水曜にやって、中3日での試合だった。
一方で清水は中7日での試合と休養十分だった。

浦和は、運動量で上回られても勝つサッカーをしていた。
特に後半、浦和がリードしてからは、
ある程度守って、リスクを負わない戦い方をしていた。

その結果、川崎戦とは違って、
清水の攻撃陣から、迫力は消えていた。
スペースがなくなったことで、
清水の攻撃陣は、崩せなくなっていた。

浦和の攻撃に迫力がなかったのも、
守りにある程度重心を置いた
戦い方をしていたからでもあると思う。

ただ、これまでの清水だったら、
中2日や中3日の相手に球際でも負けていたのが、
今日はあまり仕事をさせないくらいにはできていた。

確実にチームは良くなってきている。

だから、浦和に負けたからといって、
清水は別のスタイルを模索すべきかといえば、
そんなことはまったくないと思う。

むしろ今日、浦和ともある程度戦えたことで、
川崎戦が偶然じゃないことを感じられた。
特にディフェンス面、試合序盤に、
決定的な場面を作られたのはまずかったけど、
全体としては、十分機能していたように思った。

今のやり方で通用する相手に、勝っていけばいい。

17位という降格圏内で、
そんなのんきなことを言ってる場合じゃないけれど、
昨シーズン途中からの大榎監督体制で、
今が一番、結果を残せそうな戦い方をしている。

あとは今日の試合であったような、
トラップ、パス、持ち上がりなどの細かいミスで、
反撃のペースが一旦落ちると点は奪えない。
(浦和も同じような感じだったけど)

あと後半途中で上背のあるデュークを上げたのに、
放り込む回数はそれほど多くなく、
それまでとあまり変わらないサッカーをしていた。

すべきことは、そういった部分の改善だと思う。

簡単なことと、簡単じゃないことがあるけれど、
そういう細かいけど大事な部分が、できるかできないかで、
負けを引き分けに、引き分けを勝ちにできるかが
決まることも多いと思う。

このチームならやれる。

楽観的すぎるのかもしれないけれど、
そう思えた、埼スタでの清水の戦いだった。

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