2015 J1 1st第17節 FC東京×清水を味スタで観戦!

J1 1stステージ第17節、
清水はアウェイでFC東京と対戦し、
2-3で敗れた。

清水は、前半から多くのチャンスを作りつつも、
決定的な場面で決めきれず、
逆に簡単に失点を重ねて、よく見る敗戦パターン。

これで1stステージが終了。
3勝4分10敗の勝ち点13で、
最下位という残念な成績に終わった。

そんな試合を、味の素スタジアムで観戦した。


梅雨の時期に晴れて気温も快適


FC東京・武藤選手のドイツ移籍前最後の試合


FC東京ゴール裏のコレオ「14 MUTO」


最下位・清水ゴール裏もいつも通りサポが集まる


最終戦にそれぞれの思いで臨む


キックオフの空は燃えていた


ちなみにFC東京が攻める側のゴール裏はカメラ多数


清水が攻める側のゴール裏のカメラ台数は気持ち程度


FC東京の3点目、カメラマンが一斉に駆け寄り、
武藤のゴールか!?とざわついたけど、前田だった。


そんな試合は3-2でFC東京が勝利


試合後、清水ゴール裏にあいさつする選手たち


清水サポーターは横断幕で、選手へのサポートを約束


一方、FC東京ゴール裏には武藤があいさつ


そして胴上げで締めくくられました

FC東京・武藤選手のドイツ移籍前
ラストゲームっていうことで、
スタジアムには、満員に近い41,363人が集結。

そんなお祭りムードでいっぱいの中、
清水としては負ければ1stステージを最下位で終える、
お祭り気分とは程遠い状況での試合だった。

清水は、とにかく決めきれなかった。

テンポ良くパスを回すことはできる。
相手のペナルティエリアへの侵入もできる。
FC東京ディフェンスがスカスカで、
簡単に点を取れそうな時間帯もあった。

なのに、なぜかフィニッシュが決まらない。

そうこうしてるうちに、
ボールを奪われたり、拙いディフェンス対応をして、
カウンターとセットプレーで決められる。
しかもそこにはミスやバタつきが絡む。

自陣で簡単にボールを奪われての1失点目、
武藤を4人で囲んでフリーの前田に決められた2失点目、
セットプレーでスコーンと奪われた3失点目。

こういう失点が続く限り、勝っていけない。

戦い方は、確実に良くなってると思う。
川崎戦以降、甲府戦以外だけど、
浦和戦と、このFC東京戦の3試合、
大榎監督のもとでやってきた1年間の中で、
一番可能性を感じるサッカーをしてる。

決して悪くない。
だからこそ良くない。

高さ、強さ、速さが足りない。
だからか、迫力がない。

今、一番足りないのは、
ディフェンスの選手じゃなくて、
しっかり決め切る、スーパーなストライカーだと思う。

それは得点をとるためっていうのもあるけれど、
失点を減らすためっていう意味合いも大きい。

得点と失点は表裏一体なわけで、
前線でしっかりシュートで終われるだけで、
失点の数が減ったりもする。
攻撃にかかったときにボールを奪われなければ、
高い最終ラインが、カウンターを食らう回数は減る。

今は中途半端な位置でボールを奪われたり、
パスを回して回してシュートを打てず、
カウンターを食らう場面がよく見られる。

正当なチャージで吹っ飛ばされて、
ボールを奪われるシーンも結構ある。

どれだけ戦い方が良くなってきても、
そういうひとつひとつのプレーでミスが出れば、
勝てる試合も勝てない。
いい内容だったのに…っていう負けが積み重なってく。

ちなみに1年前の味スタ・FC東京戦は、
大榎監督の最初の試合だった。

まだ無名だったころの
武藤の2ゴールなどで0-4で敗れた。

そのとき、1年後もこんな苦しい状況が
続くとは思わなかった。
試合内容は違うけど、もっと上向くと思っていた。

キラキラしていた武藤の壮行セレモニーを見守ったあと、
そんなことを思いながら、トボトボと飛田給へ向かった。

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