中国で買ったお菓子[8] 緑豆糕

中国・北京で買ったお菓子。

緑豆糕

緑豆糕の「糕」(こう)っていうのは、
穀物の粉などを蒸して固めたお菓子のことらしい。
「金楚糕」(ちんすこう)的な。

黒いのはカビっぽい。
賞味期限はギリギリ切れてなかったけど。

匂いをかぐと、臭い。
もとからのにおいなのか、
臭くなったのか分からないけれど、
締め切ったタンスのような、
腐った木のような、そんな臭さがある。
ホントに腐ってるからかもしれないけど。

カビだとしたら、カビ部分だけじゃなく、
全体的に食べちゃいけないわけだけど、
どんな味か知りたかったので、無理に食べた。

仏壇の味というか、線香の味がした。
線香を食べたことないけれど、そんなイメージ。

緑の豆っぽい味も、しなくはない。
グリーンピースみたいな味というか。
(日本で緑豆(りょくとう)は、
 もやしの種として使われることがほとんどらしい)

ただそれよりも、線香。土方面の味。

口に入れると、固めた粉が崩れて唾液に溶ける。
その味がなんとも不気味で、味気なくもある。

今回食べたのが、本来の味かは分からない。
さっさと食べておけば良かったと思いつつ、
中国の賞味期限の信用ならなさを感じるお菓子だった。


※製造日は2015年4月9日。
 賞味期限が4か月で、食べたのは8月4日。
 夏だし、ギリギリだったし…。

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