2015 J1 2nd第11節 残り6試合で勝ち点差8

J1 2ndステージ第11節、
清水はホーム(エコパ)で浦和と対戦し、1-4で敗れた。

攻撃では前目の選手が噛みあわず、
個の力以外では得点の気配がせず、
守備では浦和の中盤にボールを持たせ過ぎ、
清水のサイド奥深くへズバズバとパスを出され、
一突きでの失点を繰り返した。

そしてこれまでもたつきに付き合ってくれた
15位・新潟が勝ったことで、
6試合を残して残留圏との勝ち点差は8に広がり、
いよいよ、やばい状況になってしまった。

相手が年間2位の浦和だから、
実力差があったのは仕方ないし、
浦和に決定力があったからズバズバ決められた部分はある。

ただ、その実力差以上に、
清水の選手が、噛み合っていなかった。

どう守るのか、どう攻めるのか。
個で打開を図るだけで、バラバラに攻めているだけ。

個の能力を生かすことと、
それぞれがバラバラに戦うことは、まったく違う。

焦り、自信のなさ、必要以上の責任感、
そういった普段の力を発揮させなくする精神面が、
昨シーズン終盤と同じように、
選手個々と、チーム全体の力を半減させてる気がする。

そして、テセがチームにどうも合ってない。
意図がズレたり、選手同士が重なったりして、
チャンスが終わる場面が、何度もあった。

というか、もうずっとそんな感じ。

今の清水で、ウタカが一番
相手の脅威になっているのは明らかで、
前線での運動量(まだ足りないけど)も改善しつつある。

そんな中、テセとのコンビは
まったくうまくいってないわけで、
スタメンでウタカと誰を組ませるかという部分も、
考えなきゃなんないと思う。

テセを途中投入にして、
先発は他のメンバーなんじゃないだろうか。

これが1stステージの第11節だったら、
我慢強くテセを使い続けていいと思う。
どこかでピタッと合うのを待っても、全然問題ないと思う。

でも、もう残り6試合しかない。
その6試合で勝ち点差8を詰めなきゃなんない。

どんなに少なく見積もっても、
6試合で4勝(勝ち点12)の上積みが必要。
変わるのを待つ時間はもうなくて、
変えるしかない状況になってしまっている。

次節の広島戦で負けたら、
J1残留は、ほぼ消滅だと思っていい。

変えない勇気と、変える勇気。

ずっと変えずにうまくいってない今、
持つべきは、変える勇気だと僕は思う。

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