第52回全国大学ラグビー選手権2nd第1戦「筑波大×大東文化大」をスタジアム観戦

第52回全国大学ラグビー選手権大会
セカンドステージ第1戦、
対抗戦3位の筑波大学と、
関東リーグ戦4位の大東文化大学の試合を観に行った。

4チームによる総当たりで、
1位のみが年明けのファイナルステージに
進出できるという中での、大事な初戦だった。

観に行ったとは言っても、
秩父宮についたのは後半7分あたり。

午前中に仕事があって、
仕事終わりに経過を見たら
「10対12」でリードされているのを見て、
雨だけど、ほとんど観れないけど、
これは行かないとまずい、と。

それは僕が応援せねば!じゃなく、
もっとネガティブな動機で、
今日見とかないと、今シーズンは
筑波の試合を観られないんじゃないかっていう、
そんなことを思っちゃって。

今日負けると、ファイナルステージ 進出が、
相当厳しくなる状況だった。

後半7分、10-24という状況。

直後に筑波がトライで5点入れたけど、
雨だからかミスが多く、
逆に点差を広げられて22-31で終了。
初戦に敗れるという相当苦しい状況に。

勝てば勝ち点5、引き分けで勝ち点2という他に、
7点差以内の敗戦や、4トライ以上を獲得すると勝ち点1という
ボーナスポイントがある中で、どっちも獲得できず。

しかも、セカンドステージではあらかじめ、
アドバンテージポイントという
各所属リーグでの最終順位によるベースのポイントがあって、
対抗戦3位の筑波は、関西リーグ1位の同志社に、
2ポイントの差をつけられている状況。

敗戦で自力でのファイナルステージ進出が消滅し、
同志社も今日の試合で勝ったことで、
筑波は残り2試合でボーナスポイントを奪っての
2連勝をしたとしても、厳しいかもしれない。

この前、対抗戦で筑波が帝京大に勝って、
帝京の大学生相手の連勝を50でストップした試合は、
集中力の高い戦いを見せ、逆にミスに付け入る、
みごとなパフォーマンスを見せていた。

今日の試合は、逆の展開を許した。
大東大の集中力は高く、攻めても攻めても破れなかったし、
逆に簡単にぶっちぎられるシーンもあった。

来年の頭、ファイナルステージの秩父宮で、
また試合が見れることを願いながら、
残り2試合の勝利を祈るしかない。

ちなみに今日は雨の試合。
スタジアムでは、レインコートやポンチョを着ずに、
傘をさしている人がかなり多かった。

この日の観客数は3449人と少なかったから、
傘をさしてる人を周りが避けられるには避けられたけど、
傘の後ろで、傘がピッチ上と重なるのは意外と広範囲。

僕も傘をさしてる人を避けたつもりが、
それでも傘が視界に入る場所だった。
でも雨だからあまり動きたくないし、
途中で来てちょろちょろ動くのも周りのジャマかと思って、
前の人の傘を我慢して、試合を観ていた。

今日の試合は、ラグビーW杯で
ラグビーに興味を持った人よりも、
昔からのラグビーファンや、
それぞれの大学のファンが多かったはず。

W杯直後のトップリーグで、
チケットが完売なのにスタジアムがガラガラという、
協会の甘さがあったけど、
ラグビーファンの意識もちょっと甘いと思う。

ラグビー人気を維持すれば、ラグビー界が潤うわけで、
国内リーグの強化、さらに代表の強化につながる。

突然のラグビー人気沸騰に、
対応できていない部分もあると思うけど、
ファンも変わらなきゃならない部分があると思った。

と、最後に。

入口近くの長机の上に、出場メンバー表と一緒に
置いてあった、ラグビーかんたん観戦ガイド。

ポジション説明のフルバックのライオンが…

ちゃっかり五郎丸ポーズ。

こういう協会の対応、いいと思う。

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