サッカーリオ五輪予選を兼ねた、
AFC U-23選手権のグループリーグ第3戦。
第2戦ですでに決勝トーナメント進出を決めている日本は、
サウジアラビアに2-1で勝利して3連勝となった。
3位以内が出場条件のリオ五輪、
ここから2回勝つことが必要になる。
そんな中、グループリーグの第2戦で、
決勝トーナメント進出を決めていたことは、
これから大きな意味を持つかもしれない。
日程的に、日本にとって一番厳しいのは、
グループリーグ第3戦と、
決勝トーナメントの初戦・準々決勝までの中2日。
その第3戦で、先発を前の試合から
10人入れ替えることができて、
これで準々決勝はフレッシュなメンバーで臨める。
もし決勝トーナメント進出が
3戦目までもつれ込んでいたら、
これほど入れ替えはできなかったはずで、
準々決勝は、中3日の相手と、
中2日のメンバー主体で戦うところだったはず。
そしてリオ五輪出場を決める準決勝、
準々決勝と基本的に同じメンバーで戦っても、
日本は中3日で、相手は中2日。
しかも日本は移動なしで、相手は移動あり。
つまりリオ五輪を決める決勝トーナメントの2戦は、
どちらも主力で、どちらも相手より
体力が回復した状態で戦えることになった。
これは相当なアドバンテージだと思う。
って、次の試合でコロッと負けたら終わりだけど…
道筋は、くっきりと見えている。