2016 J2 第6節 2年ぶりの連勝

J2第6節、清水はアウェイで
熊本と対戦し、2-0で勝利した。

首位の熊本相手に前半は押されたものの、
後半、相手がバテたところで大前の2発。

無失点勝利は6試合中5試合となり、
リーグ戦での連勝は、
2014年4月の4連勝以来、なんと2年ぶりだった。

相変わらず、攻撃の内容は良くなかった。
ミスが多くて、最後のところで工夫が足りない。
ゴール前に迫る回数が、かなり少ない。

だから、試合がつまらない時間帯が長かった。

それはここまでの全部の試合に言えるけど、
お互いJ1ほどのクオリティがないうえに、
ゴール前での攻防は少ないから、退屈な試合が多い。

大前が走り込んでゴールしたり、
真ん中のデュークがサイドに展開するとか、
試合を重ねるごとに、いい形が見えてきてはいるけれど、
まだ全然足りてない。

その回数をもっと増やすことが、
次の段階では重要になってくと思う。

とはいえ、連勝しただけで、価値がある試合ではあった。

早い段階で連勝の壁を越えられたことで、
勝った次の試合でも精神的に落ち着けて、
ヘンな意識をせずに試合に臨めるようになると思う。

次に挑むのは、ホームの壁。
というか、もはや鬼門。

去年の5月30日から10か月以上、
ホームで勝ってないという異常な状況。

この勢いでこっちの壁(鬼門)も壊せば、
今くらいの内容でも勝ち点を重ねられるはず。

で、勝っていく中で、内容を高められると思う。

そのホームの相手はセレッソ大阪。

セレッソは2004年以来、
アイスタ日本平で清水に勝ってない。

セレッソにとっても、日本平は鬼門。
鬼門ダービー。どっちが門を壊すのか!?

というのはありつつ…
見てる側としてはJ1並みの戦力を誇る
セレッソと戦うこと自体が、とても楽しみ。

これまで清水は6試合2失点とはいえ、
相手の攻撃に迫力が足りないのもあって、
どこまでディフェンス能力があるのか、
よく分からないところがあった。

そんな中、攻撃陣に能力の高い選手が揃い、
決め切ることができるセレッソに、
どれだけディフェンスが通用するのか分かる、
かなり興味深い試合でもある。

そしてJ2優勝争いを考えると、
勝てば勝ち点差は2になり、
負ければ勝ち点差8になる。

いろんな意味を持つ、大一番を迎える。

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