2016 J2 第9節 劇的な勝利ではあるけれど

J2第9節、清水はアウェイで
北九州と対戦し、2-1で勝った。

前半に集中力を欠いたかのような
失点をしたものの、後半に追いついて、
アディショナルタイムに逆転。

これでアウェー4連勝。
一方のホームでは3分2敗という、
家ではおとなしいのに、
外ではよくしゃべる子みたいな、
逆内弁慶ぶりを発揮している。

劇的な展開だったわけだけど、
それでもテレビで見ているからか、
盛り上がりに欠ける試合だった。

結果は何より大事で、最高の結末だったけど、
連動した攻撃がまだ少なく、
ゴール前の迫力が足りない分、
試合全体への物足りなさがある。

まだチームを修復中だから、
仕方ないとは思うけれど、
得点に匂いがしない状況が、どうも改善できない。

足元へのパスが続くことが多くて、
チームとして長く活動しているのに、
味方を信じて走り込む、みたいなプレーが、
あまり見られない。

ボールを出す・受けるはできても、
受ける選手が次にどうプレーするのか
イメージして3人目が動き出すっていうのが、
なかなかできていない。

そうすれば高さが足りなくても、
崩せる場面が増えるはずだけど…難しい。

もちろんできることなら、
攻撃の選手でもう1人、高さがほしいけど、
少なくとも走り込む回数はもっと増やしてほしい。

けが人が出てメンバーが固定できてないから、
そう簡単に機能しないのはあるし、

中央に絶対的な選手がいないことが、
不安定さにつながってるのもあると思う。

ここ数年、崩せるチームじゃなかったけど、
守りを固めてくる相手が多いJ2で、
プレーオフ圏から自動昇格圏へ上がるには、
その課題をクリアしないと厳しい。

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