2016 J2 第17節 変わらない課題

J2第17節、清水はアウェイで
町田と対戦し、2-1で辛くも勝利した。

相手が決め切れるチームなら、
3点も4点も取られて負けていた試合を、
運良く勝つことができただけ。

どんな形であれ勝ったことは良かったけど、
相変わらず試合内容は酷かった。

外国人主審のJリーグ初ジャッジで、
ファールの基準がいつもと違ったこと、
大前がラフプレーを受けてケガをして
救急車で運ばれる事態になったことで、

見る側にとっては、
試合自体の印象が薄れるというか、
試合のストレスが、それらのストレスに、
置きかわってしまったような試合。

なんなら、試合内容へのイライラを、
審判や大前が受けたラフプレーに
ぶつけてしまいたくなる試合だった。

でも、シーズンの中にはそういう審判も、
そういう選手もいるわけで、
試合から目をそらしちゃいけない。

現実的な戦い方なのかもしれないけど、
あまりにも選手同士の距離が悪く、
ミスが多く、連動性も足りていない。

町田の攻撃の精度が高ければ、
4点も5点も取られていておかしくなかった試合。

セーフティーに蹴ることは大事だけど、
そればかりでやっていても、
延々と攻撃を食らい続けることになる。

耐え抜いたという見方もできるけど、
運良く勝ったともいえる。

とにかく前の選手は走ること、
中盤の選手はボールをもらいにいくこと、
後ろの選手は落ち着くこと。

運良く勝つことはあっても、
運良く昇格することは難しい。

こんな試合内容でも勝てたことは良かった。

アウェイで上位から勝ち点3を奪ったことは、
単純に評価できるとは思う。

ただ、それで良しとしちゃいけない試合。

テストでいい点をとっても、
学力が上がらなかったら意味がない。

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